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Re: おいでよどうぶつの森 物語作り&皆で村作り 3 ( No.222 )
日時: 2015/08/16 18:52
名前: TENMA ◆u40PDh1E1g (ID: xrRohsX3)

カゲロウデイズ〜解釈〜
『第1章』
『8月15日の午後12時半くらいのこと 天 気が良い 』 この物語は8月15日、午後1 2時30分くらいから始まります。 自分は 午後12時と聴いて一瞬夜中かと思いまし たが、『天気が良い』と述べているので これは正午という事がわかります。 『 病気になりそうなほど眩しい日差しの中 することも無いから君と 駄弁 (だべ)って いた 』 『眩しい日差しの中』という言 葉が昼間と言うことを強調しています。 これは恐らく恋人同士なのでしょう。他 愛の無い話を外でしている事がわかりま す。 場所は公園かな?

『「でもまぁ夏は嫌いかな」猫を撫でな がら 君はふてぶてしくつぶやいた 』 本 当に他愛の無い話ですね。ここで『猫』 がいる事がわかります。 ここまでで登 場してきたのは「少年」、「少女」、「 猫」。 恋人同士なので「少年」、「少 女」と表記しておきます。 『あぁ、逃 げ出した猫の後を追いかけて 飛び込ん でしまったのは赤に変わった信号機 』 ここで猫が逃げ出してしまいます。その 猫の後を追いかける「少女」。 猫が飛 び出した先は『赤に変わった信号機』。 後を追いかけている「少女」はそれに気 づかずそのまま飛び込んでしまいます。

『バッと通ったトラックが君を轢きずっ て鳴き叫ぶ 』 トラックが「少女」を轢 いてしまいました。 『鳴き叫ぶ』と言 うのは恐らくトラックのブレーキ音でし ょう。 人間が「なく」場合は「泣く」 ですから。 『血飛沫の色、君の香りと 混ざり合ってむせ返った 嘘みたいな 陽 炎 (かげろう)が「嘘じゃないぞ」って 嗤 (わら)ってる』 血飛沫が舞い、むせ返る 「少年」。 嘘と思いたいが、陽炎がそ の嘘を劈きます。

『夏の水色、かき回すような蝉の音に全 て 眩 (くら)んだ 』 季節は8月なので夏 。陽炎や蝉という言葉からも連想できま す。 『全て眩んだ』と言うのは「少年 」があまりのショックに気を失ってしま ったことを表しています。 『目を覚ま した時計の針が鳴り響くベッドで 今は 何時? 』 「少年」は目を覚ましました 。今は何時なのだろう? 『8月14日の午 前12時過ぎ位を指す 』 8月14日。午前1 2時過ぎというのは恐らく夜中の0時です 。 『やけに 煩 (うるさ)い蝉の声覚えて いた 』 さっきのはやっぱり夢だったの か? そう思いつつ日付は変わり8月15日 に。 ここで一番と同じシーンに戻りま す。

『でもさぁ、少し不思議だな。 同じ公 園で昨日見た夢を思い出した 』 ここで 「少年」は昨日見た夢を思い出します。 トラックの交通事故です。 『「もう今 日は帰ろうか」道に抜けた時 周りの人 は皆上を見上げ口を開けていた 』 正夢 になってしまうと怖いので『「今日はも う帰ろうか」』と「少女」に言い、道を 抜けます。 しかし『周りの人は皆上を 見上げ口を開けていた』。 『落下して きた鉄柱が君を貫いて突き刺さる 』 ま たもや事故がおきてしまいました。「少 女」に鉄柱が落ちてきて直撃してしまい ます。 『劈 (つんざ)く悲鳴と風鈴の音が 木々の隙間で空廻り ワザとらしい陽炎 が「夢じゃないぞ」って嗤ってる』 「 少年」は思う。これはまた夢か? しか し陽炎は『「夢じゃないぞ」って嗤って る』。

『眩む視界に君の横顔、笑っているよう な気がした』 『眩む視界』から、「少 年」はまた気を失ってしまいます。 「 少女」は笑いながら死んでいきました。 『何度世界が眩んでも陽炎が嗤って奪い 去る。』 この歌詞により「ループ」し ていることがわかります。 何度「少女 」が死んで気を失っても「少年」はベッ ドの上、日付は8月14日。 『陽炎が嗤っ て奪い去る。』という表現からこのこと がわかります。