[雑談掲示板] 小説作ってみた(( 「少しずつ話を進めて行きます」

小説作ってみた(( 「少しずつ話を進めて行きます」
日時: 2021/07/10 00:04
名前: 「午後の紅茶//」 (ID: fiow63Ig)

あの日、私は心を失うはずだった。

いつも仕事で怒られてばかり…。企画書も私的に
上手く出来たと思っていた。この仕事には美香と言う
上司がいる。 その人には毎回のように叱られている。
企画書を見せると『なかなか良いわね』と言われた。
「え?本当にこれでいいの?」私は、そんなこと言われた事が
なかったから。素直に喜ぶ事ができなかった。
すると美香は話を続ける。 内容自体はokよ。でもね…
これじゃ上に報告すらできないは。と続ける。
どうしてか私は分からなかった。
すると美香は急にこわばった顔をした。「また叱られる…!!」
でも、さっき『なかなか良いわね』と褒めてもらった。
なら話は別にあるの? 美香はこの企画書ねと続けた。
「はい。」
良い案だと思う。でも、これは新入社員の子が考えた
企画書と一緒なのよ。どうしてかしら?
「え…」一瞬何を言われたのか分からなくなった。
でも、私には心当たりがある。それは
数日前、新入社員の子が来た。私はその子に教えを
してくれと頼まれた。そして私は企画書をどのように
作っているのかを教えるために、私が考えた案を見せた。

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Re: 小説作ってみた(( 「少しずつ話を進めて行きます」 ( No.1 )
日時: 2021/07/10 00:17
名前: 「午後の紅茶//」 (ID: fiow63Ig)

そしてその子はその企画書をまるまる
うつして出してしまったのだ。
私は企画書を直すように言われた。
「明後日までには間に合うかな、。」
ん…
どこかで焦げた煙の匂いが漂ってきた。
ベルがなっている。火事だ。
私は急いで逃げようとした。
階段を降りていくと煙がモクモクとのぼり
火がすぐ近くまで来ていた。
私は煙で視界を塞がれ、息をすることさえも
苦しくなっていた。グラッと足元が
歪んだかのようにみえた。気付くと私は
地面に横になっていた。「逃げなきゃ」
でもその時私は、ふと思ったのだ。
もうここで楽になろうと。いつもいつも
叱られる毎日。良いことなんて1つもない。
不幸しかない毎日。ここで死ぬことを
決心した。顔が熱い痛い。
「死ぬのかな」
すると煙の中から人影かみえた。
「誰か助けに来てくれたのかな?」
意識が朦朧としていたせいか私は意識を
失っていた。

Re: 小説作ってみた(( 「少しずつ話を進めて行きます」 ( No.2 )
日時: 2021/07/10 00:30
名前: 「午後の紅茶//」 (ID: fiow63Ig)

目が覚めた。
気が付くと私は隣のビルにいた。
『気が付いた?』
誰かの声が聞こえた。聞き覚えのない声が。
「私…助かったの?」
『うん。顔には少しやけとがある。病院に行けば
酷く跡は残らないよ。薄く跡は残ってしまうけど』
私は我に返った。あの激しい炎の中から私を助けてくれた人。
よく見てもどこにも怪我がない。不思議に思った。
「あなたは誰?」ここは現実よね。死ぬ前に現れる死神かしら。
「死神?」
『違うよ 僕は 阿己世 篤生』
でも、まぁ君の守護神みたいなものかな?
彼は照れくさそうに言った。
私は頭の推理がおいつかない。
「守護神?」
『うん。そう守護神』

Re: 小説作ってみた(( 「少しずつ話を進めて行きます」 ( No.3 )
日時: 2021/07/10 00:40
名前: 「午後の紅茶//」 (ID: fiow63Ig)

私はまたもや意識を失っていたらしく
気が付くと病院にいた。
そこには主任の江島がいた。江島主任は優しく
私が美香に怒られているときフォローに
入ってくれたりしてくれる。
その時は私はとても心強い。でも、すぐに
美香の怒りがピークに達したときには
江島主任も口すら開くことが出来ない。
そこは少し頼りない…
でも、わざわざ見舞いに来てくれたんだ…。
私は少し嬉しかった。 素直に嬉しいと…思った。
『伊久田さんだよね』
「はい。わざわざ有難うございます」
『いえいえ でも心配でした』
胸のところにローマ字でESIMA(江島)と言う
札があった。
仕事終りにそのまま私のところに来てくれたんだ。
そして私の所にもIKUTA(伊久田)と言う
札が残っていた。

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