雑談掲示板

Re: 〜の判別式をDとする ( No.96 )
日時: 2015/12/02 22:40
名前: 烏揚羽 (ID: HtzPaCR.)

1ばんと2ばん>>91はせーかいです


(3) 2個同時に玉を出した時に1個以上の赤球が出る確率
 は「起こり得るパターンを全部考える」と「余事象を考える」の2パターンの考え方があります。

●「起こり得るパターンを全部考える」
パターンは 
−1個目に赤球が出る
−1個目に白玉が出て、2個目に赤球が出る

まず1個目を取り出したときに赤球が出ると、2個目が赤球であろうとなかろうと関係がありません。
この確率は(1)の 7分の4 です
2つ目のパターンの確率は(2)の 7分の4*6分3 = 7分の2

これらは互いに排反(同時に起こりえないパターン)なので、この2つの確率を足し合わせると、求めたい確率になります。
∴ 7分の4+7分の2=7分の6

●「余事象を考える」
余事象は、ある事象(今回は2個同時に玉を出した時に1個以上の赤球が出るとき)が起こらなかった時のパターンです
つまり、”2個同時に玉を出した時に2個とも白玉が出たとき(1つも赤球は出なかった)”です。
この確率は、7分の3*6分の2 = 7分の1 です

ここで、全事象(あらゆるパターン)の確率は1なので、ここから余事象の確率を引けば、元の求めたい確率が出ます。
∴ 1−7分の1=7分の6