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atwiki アニヲタWiki(仮) デイダラ(NARUTO)
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デイダラ(NARUTO)
最終更新:2024年03月10日 22:22

toriderapid

---,--- view
だれでも歓迎! 編集
登録日:2012/10/21 Sun 21:06:21
更新日:2024/03/10 Sun 22:22:52
所要時間:約 15 分で読めます

▽タグ一覧
19歳 C4はチート CO半径10km NARUTO NARUTO登場人物項目 うん こどもの日生まれ アーティスト オイラ スコープ テロリスト デイダラ デイダラボッチ ボンバーマン 主人公より人気な敵 喝 実は結構強キャラ 岡本太郎 岩隠れ 川本克彦 抜け忍 暁 歩く爆弾製造機 爆死 爆発 穢土転生 粘土 粘土造形師 自爆 自称芸術家 花火師 芸術は爆発だ! 芸術コンビ 芸術家 起爆札の需要がない男 金髪



オイラはその一瞬の昇華にこそアートを感じてならない! うん!
芸術は爆発なのだァア!!


デイダラとは『NARUTO』の登場人物。

◆もくじ
【プロフィール】
【概要】
【性格】
【能力】
【使用術】
【来歴】
過去
第二部
【人間関係】
【デイダラ語録】
【余談】

【プロフィール】
所属:岩隠れ→暁
年齢:19歳(暁の中では最年少。)
誕生日:5月5日
星座:おうし座
血液型:AB型
身長:166.0cm
体重:50.8kg
性格:プライドが高い、好戦的
好きな食べ物:おでんのばくだん
嫌いな食べ物:混ぜご飯
CV:川本克彦

【概要】
岩隠れの里の抜け忍で暁のメンバーの一人。
暁の中では最年少のメンバーで、二人一組ツーマンセルのパートナーは赤砂のサソリ。指輪に刻まれている文字は「青」。
一人称はオイラ、あるいはオレで、長い金髪を括った若干幼い容姿をしている。いつも隠している左目にはスコープがついており、左目で幻術を解くことも可能。
語尾に「…うん」と付けるのが口癖。キレた時はその口癖はなくなる。
粘土造形師であり、自らの粘土細工を芸術と称している。
里では粘土造形師として名声を得ていたようだが、オオノキには「粘土遊び」扱いで一蹴されており、以降恨みを抱いている。
頑固ジジイのオオノキの性格からして、天狗になっていたデイダラを諌めるためにけなしたのかもしれない。

オオノキへの恨みもあって禁術に手を出した挙げ句抜け忍になり、当初は隠れ住んで一人で芸術活動をしていたが、能力を聞きつけた暁のメンバー(イタチ、鬼鮫、サソリ)がスカウトにやってくる。
スカウトを受けた当初はにべもなく断って得意の起爆粘土で追い返そうとしたが、最初からイタチの幻術の中で遊ばれていたことに気づく。
その時、壊れた壁から差し込む日の光を背負い、左右に仁王像を従えたイタチの姿と、影になった体の正面で輝く写輪眼の光を見て、そこに芸術を見出し呆然となる。

すぐさま我に返ったものの、爆発こそ究極の芸術だと信じるデイダラにとって、写輪眼の力を見せ付けるイタチに見出した「芸術性」は戦闘面での敗北も相まって到底受け入れられるものではなかった。
以降は、暁として活動するのもそれはそれで自身の芸術願望を叶えるのに都合がよいというのもあり、「いつかイタチを越え自分自身こそが究極の芸術を体現するものと証明する」事を目的に暁へ入る。

暁に入ってからも命令やノルマ以外で、殴られた恨みとしてナルトを狙ったり、自分が殺したかった大蛇丸を殺されたことに腹を立ててサスケと戦ったりした。

【性格】
性格は感情的で、抜け忍になってからは損得勘定ではなく自身の芸術である爆発のために爆破テロを起こしていた。

暁に入ってからはサソリとコンビを組んで活動していた。
芸術家コンビとして一見相性が良さそうではあるが、実際は芸術観が真逆で、サソリは「永く後々まで残ってゆく永久の美」こそ真の芸術とするのに対して、デイダラは「美しく儚く散っていく一瞬の美」が芸術だとし、爆発にこそ魅力を感じている。曰く「芸術は爆発だ」。
また時間に厳しい方ではないらしく、そのことでもサソリにはよく怒られている。
ただそれでもなんだかんだ言ってコンビを続けているのは、芸術観は真逆であれどもお互いに実力と芸術家としての信念に一目置いているからであろう。
「一瞬の美」であるが、「人々の心に残り後々に語り継がれる」とも語っており、形で残すか心に残るのかの違いはあるがサソリとの共通点もある。後に自分の渾身の爆発があまり話題になってないと薬師カブトに教えられた際は、「だから言ったろ!カンタンに俺の芸術忍術は理解できねーってよォ!そういうのは時間が…!…かかんだよ…う…うん…!」と強がりながら地味にショックを受けていた。

自身が粘土で作るものもそのままではただの造形物にすぎず、爆発により存在を昇華させて初めて本来の作品になると語っている。
粘土造形自体は洗練された良いデザインなのだが、彼にとっての芸術の真骨頂はそれらを用いた爆発にあるため、彼の芸術理念を解する者は一人も居ない。

仲間に対しては割と親切なようで飛段と角都が出発する際には「木ノ葉に行くならうずまきナルトには気を付けた方がいい」と自身の苦い経験も踏まえて忠告している他、二人目の相方のトビも(ギャグシーンを除けば)極力爆発に巻き込まないようにしていたし、爆発に巻き込む際は内心トビに対して詫びていた。
岩隠れのオオノキの孫である黒ツチや赤ツチには兄貴分として慕われていたようで、面倒見の良さもうかがえる。里抜けしなければ岩隠れでも重鎮になっていたかもしれない。

一方、ナルトに殴られた仕返しをしようとしたり、サスケに大蛇丸を殺されたことで標的じゃないサスケを狙う他、写輪眼に芸術を感じさせたイタチを殺そうとするなど、結構根に持つタイプ。


【能力】
両手の平にある口で喰った粘土と自身のチャクラを混ぜて作った「起爆粘土」を用いる。これにより様々な造形品を作り、粘土に混ぜるチャクラはC1からC4まで上げることができる。
爆発の威力は混ぜたチャクラの種類や量で調整可能、花火程度の爆発力から最大級で大国の主要都市も吹き飛ばせるほどの破壊力を持たせることができる。

穢土転生されたデイダラはオオノキとの対決の際、この起爆粘土の術を血継限界の一つ「爆遁」(*1)と称したこともあるが、実際は全くの別物。
これらの能力は元から彼に備わっていた能力ではなく、彼が岩隠れ在籍時に伝わっていた「物質にチャクラを練りこむ術」という禁術であり、その当時忍でありながら粘土造形師として絶賛されていた彼が更なる美の高みを追求するあまりにその禁術を渇望し、禁忌を犯してまで手に入れた能力である。
その結果彼は追われる身となってしまい、その際に追手に放った起爆粘土に己の求めていた芸術を見出した後抜け忍となり今に至る。

暁でも実力を評価されており、テロや破壊工作に便利な能力ということもあって勧誘を受けた。
飛段と角都がナルトとシカマルに負けた際干柿鬼鮫は「あのゾンビコンビでも死ぬんですね。死ぬ所が見たかったですが」と揶揄していたが、デイダラが死亡した際には「彼は結構強かったと思いますが」と言っている。
他にも、ペインは自爆に巻き込まれて死んだと思われたトビに「あの程度の男ならいくらでも代わりはきく」とぞんざいな扱いをした(*2)のに対し、「デイダラは惜しかった」と評している。


また作中で言及されているように遠距離タイプであるため近接戦闘はあまり好まないようだが、(*3)
サスケの瞬身からの斬撃に「速い!」と驚きつつも焦らずジャンプして避けたり、両腕を失った状態でもガイ班のメンバーによる攻撃を巧みに回避する身体能力を見せた辺り流石は暁といった所か。

少々短慮な一面もあるが、戦闘に関してはそれなりに知恵が回るらしくイタチ、我愛羅、サスケと交戦した時には相手の能力をそれぞれよく見極めた上で様々な対抗策を編み出している他、いざとなれば肉を切らせて骨を断つような戦法も辞さない。


【使用術】

起爆粘土
粘土にチャクラを練り込み、爆発性を持たせたもの。
デイダラの「喝」で任意に起爆するタイプと、地雷のように接触で自動的に起爆するタイプを使い分けられる。
チャクラを練り込んだ量や爆発の規模・タイプに応じてC1~C4の段階がある。奥の手として自爆であるCOシーオーも存在する。

この起爆の性質を与えるという術そのものが土遁の一種であるため、土遁が苦手とする雷遁を食らうと不発になる弱点がある。
ただし練り込んだチャクラの量と雷遁の規模があまりにも差があると不発にできない場合もある(*4)。

チャクラを練り込む「粘土」を予め用意しておかないと使えない術であるというのも弱点。
この粘土はそう簡単に作れるものでもないようだが、我愛羅と戦った時には彼の砂に片手を飲み込まれた際に砂の一部を手の平の口で喰らってからまた吐き出すというやり方で起爆粘土を混入させている。
とはいえ基本的には腰に付けたポーチなどに入れて携帯している粘土の分だけしか術を使えない模様。

○C1
一番小規模な爆弾。
サスケとの戦いの発言から察するに、様子見に使う小型爆弾で、爆発力は起爆粘土の中でも弱いほうだが、至近距離で数発食らうと致命傷は避けられない。
我愛羅戦ではこれを瓢箪の砂に紛れこませることで、逃げ場のない状態で起爆して勝利している。
形は蜘蛛だったり小鳥だったりするが、これらはデイダラの意志またはオートで動かすことが可能で、地形と数によってはカカシレベルの忍でもかわし切れないほどの包囲網を作る事も可能。
魚型やクラゲ型の物を使えば水中の敵に対応することも出来る。爆発力は、三尾を倒したり雲隠れの島亀をひっくり返したりするほどの物。
アニメでは掌の口から伸ばした細い糸のような粘土を通して、粘土人形を傀儡のように細かく操る技も披露した。

○C2
デイダラの十八番の一つ、C2ドラゴンが出た。
チャクラを大量に込めることで飛行能力も持つものを指すと思われるが、他の大型の鳥等の形態はC1かC2か不明。
ドラゴンから強力な爆発力を持った誘導弾を飛ばしたり(ゲームでは「爆裂飛竜」という術)、地面に仕掛ける地雷を生成したりする事が出来る(*5)。

○C3
デイダラの持つ起爆粘土の中では最も爆発力が強いデイダラの十八番の一つ。
何の備えもないまま直撃した場合は、大国の里も消し飛ばせる。
人形のような形をしており、我愛羅との戦いでは、里に落として我愛羅の気を逸らすために使われた。
ナルストシリーズではこの術が奥義として使われている。

○C4
C4カルラと呼ばれるデイダラの最強忍術。本来はイタチを倒すためのとっておきとして作った物らしい。
発動前に起爆粘土を自らの口で食ってから盛大に吐き出す。歩くだけで木々をなぎ倒すほどの巨大なデイダラの粘土分身であり、C3をも上回る爆発力を秘めた究極の芸術作品……と思いきや、実は爆発力は最弱。
その正体は超小型ナノサイズ爆弾であり、巨大粘土分身を破裂させることで目に見えない小型爆弾を大気中に散布させ、それを吸い込んだ生物の体内のあらゆる箇所に爆弾をセットし、細胞レベルで破壊するという大した忍術である。(*6)
超小型で不可視なので、チャクラの流れを視る洞察眼や、感知能力の類がないと何をされたかすら分からないまま塵と化して死ぬ。
更に直接相手を風船のようなデイダラ型粘土で覆い尽くすことによってダイレクトに爆弾を吸引させることも可能。
トビも「恐ろしい術」と評しており、実際雷遁使い+チャクラを視認できる写輪眼を有するサスケだから対抗できただけで、大半の忍はこの術に対処できないと思われる。

これを使ってサスケを殺そうとしたが、サスケ自らが体内に千鳥を流した事によって爆弾が無力化され、不発となった。
余談だがサスケはC4を「無力化」しただけで体外に排出したとかそういう場面は無かったため、その後も体内に爆弾が残ったままなのだろうか?
呼吸で吸い込んだだけならそのうち排出されるだろうが…






さぁ怯えろ!

驚嘆しろ!

絶望しろ!

泣き喚け!


オイラの芸術は――


爆 発 だ !!


○CO
デイダラの最後の手段。「シーゼロ」ではなく「シーオー」。いわゆる自爆。文字通りの Cast Out。
デイダラの左胸には普段は紐で縫い閉じられている口があり、心臓部のこの口に起爆粘土を直接食わせて自身を爆弾にする。
起爆が近づくにつれデイダラの身体は透明になって消滅して行き、最終的に心臓部だけが残るため、身体の細胞等も自爆用のエネルギーとして取り込んでいるのだと思われる。

半径10キロが爆破範囲というとんでもない威力を誇り、規模だけなら尾獣玉クラスである。
爆炎は「芸術は爆発だ!」の元ネタであるあの人の作品のような形状。

サスケとの戦いで追い詰められて使用した。
サスケは当然ながら退避不可能であり、緊急手段としてマンダを口寄せし、即座に写輪眼で幻術にかけて盾にした上でマンダごと時空間に逃れるという手段を取った(*7)が、
それでも間に合わず、大蛇丸でさえ手懐ける事ができなかったマンダが爆風をモロに受け死亡。サスケ自身もデイダラとの戦いで限界だった所にさらにいくらかのダメージを受けたようだった。
同様に近くにいたトビも巻き添えになったと思われたが、こちらは容易に時空間に逃げて離脱に成功している。

なお本人はこの地に消えない傷跡を残して自身は伝説になると豪語しており、死んだ後も穢土転生されるまで伝説になったと思っていたようだが、芸術としても大して話題になっていなかった。

デイダラはこの術で跡形もなく消し飛んだはずだが、後に穢土転生で復活している。
穢土転生で復活するには術者のDNAを含んだ何かが必要らしいが、このメガンテを使っておきながら、よくもまぁ肉片が残っていたものだ。
一応、カカシの神威で腕をちぎられた際、オビトが神威空間に落ちていた腕を回収して本人にくっつけていたため、
その際に接着面の整形などで一部肉片などが残っていた…という事は考えられるのだが。

アニオリのカブトが穢土転生の素材を集める回では、COの爆心地に残されていたサスケの仕込み手裏剣にこびりついた血液を採種することで転生させていた。
COを食らって破損しなかったのは手裏剣が途方もなく頑丈だったのか、究極芸術の威力がショボかったのか……
(半径10kmが爆発範囲なので爆風で飛ばされたということはなさそうだが)

ちなみに穢土転生後、カンクロウに捕まった際にこの術を使おうとしていたが、オモイの雷遁刀を食らって不発に終わった。裏を返せば、この時オモイが間に合わなければ奇襲部隊は全滅していた可能性が高い。


粘土分身の術
起爆粘土で分身を作る。当然ながらコイツも爆発する。
他の粘土の造形物はボロボロ崩れたりスパスパ切断されたりしていたが、
コイツはデイダラ本人のつもりで加えられた攻撃を飲み込み包んで攻撃者を拘束するという粘土そのものな性質も持っている。
作中では千鳥で貫かれてしまったためにこの分身が爆発することは無かったが、本来ならば拘束した相手をそのまま爆殺することも可能。

影分身の術
粘土分身とは別にこれも使用可能。

自爆分身の術
影分身と起爆粘土のコンボ技。影分身に起爆粘土を食わせ、自爆させる。
普通に粘土分身を作って普通に起爆させるよりも回りくどいが、
「究極芸術」の表現とうごめく体で前フリをする事で敵を警戒させて距離をとらせて時間稼ぎをすることができる他、
デイダラ本人が自爆したと思わせる事ができるため、その後の逃走に有利になる。
両腕を失った状態でも使えるようだ。

土遁・土竜隠れの術
チャクラで軟質化した地面にもぐりこんで移動する。

普通の自爆
穢土転生によって蘇った際に、COのように胸の口で食うのではなく、顔にある口で普通に粘土を食って普通に自爆していた。
…が、穢土転生の性質によって自身の身体がゼロから再生されて復活してしまう。
戦略的にはただの自爆よりも良いはず(実際、扉間による穢土転生の運用法まんまである)なのだが、デイダラ本人は「一瞬の芸術の後に散る」事が重要であるため「復活してしまって散れない」ことを嘆いていた。

合作・究極芸術
ナルストシリーズでのサソリとの連携奥義。
C1の鳥をサソリのチャクラ糸で操って命中させ、続けてC2ドラゴンに三代目風影の砂鉄を混ぜ込み、突撃させて爆破する。
爆発芸術なのでデイダラにとっては「即興にしては上出来」だが、サソリに言わせれば「くだらねぇ」作品。


【来歴】
過去

岩隠れの里在籍時は爆破部隊に所属していた。オオノキの孫娘である黒ツチ達の兄貴分的な存在でもあったが、土影ことオオノキとはウマが合わず、前述の粘土造形に関しての評価以降、完全に恨みを抱いている。
やがて芸術家の気性からか、生きた粘土造形を求めるようになったためか、粘土にチャクラを流し込む禁術である起爆粘土に手を出したために里を追われ、抜け忍となった。

里抜け後は爆破専門のテロリストとして気ままに活動していた。

暁入りしてしばらく経ったイタチ、枇杷十蔵(*8)の後任として入った鬼鮫、大蛇丸が抜けて相方がいなくなったサソリの訪問を受け、メンバーに勧誘される。デイダラ当人は芸術の探求を理由に一度は断り、結果イタチとの交戦に入る。

が、実はこの時点で幻術にかけられており、危うく自爆するところでイタチが幻術を解き敗北。
反射的に見やった先にいたのは、仁王像を左右に、壊れた壁から溢れる夕日を背に、両目に写輪眼を輝かせて敗北を宣告するイタチの姿だった。
この姿に芸術家としての魂が反応し、魅入られていたが、自らの芸術こそ至高と信じるデイダラは躍起になってそれを否定。結果、打倒写輪眼並びにイタチ超えも目的のひとつに加えて暁に入った。


第二部
初登場は27巻の第一部ラストの暁が集合するシーンだが、台詞は一言だけで大して出番は無かった。本格的に登場したのは28巻、アニメで言うなら疾風伝が始まってすぐである。
登場早々風影となった我愛羅を倒し(その速さジャンプ2週間分)誘拐した。
相方は傀儡師のサソリであり、別名芸術コンビ。

しかしサソリの忠告を無視して人柱力であるナルトを狙い、我愛羅の遺体を餌にうずまきナルトをおびき寄せたり(ちなみにこの時ナルトをして「殺してやる」とまで言わしめた)、サソリの本体を「あの弱点丸出しの造形は自信過剰なんだよ」と中傷したりと、仲はあまりよろしくない様だ。
サソリは「永く後々まで残ってゆく永久の美」を芸術とするのに対し、デイダラは「儚く散りゆく一瞬の美」を信条とするため、芸術についての見解の相違から言い争いになることもあった。

我愛羅とはたけカカシによって両腕をそれぞれ潰されたが、再登場した時には両方治っていた。
継ぎ足しのようなパーツを加えて黒いヒモのような物で縫い付けてあり、飛段からは「角都に腕を治してもらった弱輩者」と嘲られていた。
角都「首よりはマシだ」
なお恐らく胸の口の縫合も角都が行ったものと思われる。

新たな相棒のトビと一緒に三尾を捕えたり、ちょくちょくしか出番が無かったが、うちはサスケが小隊“蛇”を結成した辺りで本格的に再登場し、自分がいつか始末しようと思っていた大蛇丸を倒したサスケと交戦した。

トビに地雷を撒いてもらう、サスケに後ろを取られた際教えてもらうなどの助力を受け、我愛羅戦の時には見せなかったあらゆる芸術作品を披露し、
打倒イタチのための幻術対策をも用いてサスケを倒したかに見えたが、地雷粘土について自慢気に語ったのが仇になり、写輪眼により雷遁との相性の悪さを見破られ追い詰められてしまう。(*9)
また、雷遁で地雷を不発に出来たため披露する機会の無かったという術(おそらく麒麟)をもう一つ持っていることを仄めかし、イタチ同様冷静さを崩さないサスケ。

その目だ! その余裕こいた目が目障りなんだ!!

オイラの芸術を否定するかのようなその目が許せねェ!!

オイラの芸術を見て少しも驚嘆を表さないその目が…

オイラの芸術を無視するその目が許せねーんだよ!!

激昂したデイダラはサスケを道連れにすべく自らを爆弾に変えて自爆した(*10)。


これで出番は終わりかと思いきや、第四次忍界大戦では薬師カブトの穢土転生によって他の暁メンバー共々蘇った。



…のだが、土影との戦いを邪魔されたり、サイ&カンクロウによって早くも捕えられたり、雷遁によって自爆すら封じられたりと、やや不遇な扱いを受ける。更にカンクロウの説得を受けるサソリに耳を貸さないよう叫ぶも相手にしてもらえなかった。
そのまま穢土転生が解除され、退場となったのであった。


アニメオリジナルエピソードでは、白ゼツの助力で拘束から一度抜け出す。
情報を聞き出しに来た黒ツチからサスケが生きている事を聞かされて憤慨、究極芸術を超える超究極芸術を模索しようとするが、黒ツチの機転で誘い出され、蓄電池を活用したミフネに土遁を封じられて再び捕えられる。
穢土転生による不死身の体と自身の芸術性の不一致に苦悩したり、最後に超究極芸術のテーマを月を見ながら「そこに顔があってもいいじゃないか」に決めたりした。

ついでに、穢土転生の解除時の昇天シーンがやたらハイテンションである。



【人間関係】
サソリ
暁での相方。実年齢がほぼ倍(サソリは35歳)であること、芸術家として一目置いていることから「サソリの旦那」と呼んでいる。
あちらの芸術家としてのモットーが「長く後々まで残る永遠」と正反対であるためしょっちゅう衝突する。
実は揃って「自身の信ずる芸術のために己自身をも材料としている」という共通点がある(サソリは自らの肉体を人傀儡に変え、デイダラは自らの肉体を爆弾に変えた)。
本編中では口論になったりサソリの指示に背いたりしているようなシーンが多かったが、サソリの弱点まで教えてもらっていたこと(*11)や復活後に「芸術コンビ」を自称している所などを見ると、何だかんだ曲がりなりにも同じ芸術に命を懸けた者同士として互いに憎からず思っていたのかもしれない。

うちはイタチ
勧誘に来た彼に完敗を喫したため暁に加入することとなる。
この時に見た写輪眼の輝きに芸術を見出してしまったことが後々までコンプレックスとなっており、片目を一時的に閉じることによる幻術破りや奥の手のC4カルラを編み出すに繋がった。
しかしそれらの努力の甲斐無く結局リベンジを果たすことは叶わなかった。

ペイン
属する組織のリーダー。
COで自爆して死亡した際は「代わりは中々いない能力者」「惜しい男を亡くした」と惜しまれていた他、彼を弔うことを宣言している。

トビ
サソリの死後の相方。サポート役として使っていたが何だかんだで仲は悪くなかった模様。
サスケとの戦いでも、起爆すればサスケに有効打になっていたであろうタイミングでも、巻き添えになりそうなトビの「センパイターイム!喝はやっちゃダメー!」の声で起爆を止めている。(*12)
COでの自爆の際にも心中でトビに巻き添えにすることを謝罪していた。
ただしトビの方はどう思っていたかは不明。

オオノキ
三代目土影。いつか殺そうと思っている相手で、里にいた頃からいがみ合っていた様子。

黒ツチ
三代目土影の孫娘で、デイダラを「デイダラ兄(にい)」と呼ぶ。かつては兄妹分の関係だった。
彼女からは「いつも迷惑をかける」と嘆かれており、穢土転生されてからは「死んでからも迷惑かけやがる」とさらに嘆かれた。

赤ツチ
「〜だに」が口癖なオオノキの側近。
デイダラと再会して、生きていたと歓声を挙げるもオオノキから「あれは穢土転生だ。喜ぶな」と注意を受けていた。

我愛羅
デイダラにとっての、尾獣捕獲の「ノルマ」であった対象。
第二部の開始早々砂隠れを襲撃して彼を捕らえた。



【デイダラ語録】

「“変なの”…はねーだろ!やっぱ馬鹿には芸術ってもんが分かってねーな…うん…体で教えてやるよ」

「芸術家ってのは常に新しい刺激を求めてないと、感性が鈍っちまうもんなんスよ、旦那……うん」

「我愛羅は一尾を抜かれたから死んだ。お前も次にこうなるんだよコラ!」

「窒息死だ…うん」

「暁のメンバーなら口数は少なくもっとクールに振る舞え。要するにクール=芸術アートだ」

「血統に恵まれただけの勘違いヤローが」

「ポップは死んだ!オイラのはスーパーフラットだ…うん!」

(あの眼…あの眼だ…ちくしょう…)

「見ろ!どうだ?この洗練されたラインに二次元的なデフォルメを追求した造形!うん!まさにアートだ!
  だがオイラのアートはこれだけじゃない!オイラの作品は流動的だ!形ある時はただの造形物に過ぎないうん!
  これは爆発する!その爆発によりその存在を昇華させて初めて本来の作品になる!
  オイラはその一瞬の昇華にこそアートを感じてならない!うん!芸術は爆発なのだァア!!」

(これは……芸術だ!)

(オイラが他人の能力に見入っちまうなんて…アレが芸術だと!?そんなワケあるか!認めねェ…認めねーぞ!!)

「オイラの究極芸術を見せてやる……芸術は爆発だ」

「そーゆートコが気にいらねえんだよ! てめーら兄弟のそういうトコがァァ!!」

「これからオイラは自爆する! 死んでオイラは芸術になる! 今までにない爆発は、この地に今までにない傷跡を残し―――そして! オイラの芸術は今までにない賞賛を受けるだろう!」
 (トビ、悪りーな……)

「さあ怯えろ!!驚嘆しろ!!絶望しろ!!泣きわめけ!!オイラの芸術は……! 爆 発 だ!!!!」

「芸術は爆発だ! さてもういっちょハデに行くか!」

「芸術に不発はねーんだよ!!」

「不発じゃねェ! 芸術は……不滅だァァァ!!」


【余談】
NARUTOのキャラでも人気が高く、最高順位は主人公を差し置いてなんと3位にランクインしている。



「編集は…爆発だ!」 喝ッ!

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注釈
*1 劇中では、穢土転生による爆遁使いのガリが登場。

*2 これを言ったペインはトビの正体を知っているので、建前上新入りであるトビの正体が露見しないようにわざと過小評価したと思われるが

*3 実際公式データブックである『秘伝・者の書』で公開されたパラメータによると当時データが明かされた暁メンバーの中では体術の値が最も低かった

*4 自爆用に本人が食った粘土に対する、連合の一般の忍がクナイに帯びさせた小規模雷遁など

*5 地雷はトビがセッティングしたため、彼との連携で使用するものと思われる

*6 なお作中では鳥などの動物は体が崩壊していったが、植物は全く影響を受けなかった。

*7 水月にサスケ+マンダを外部から口寄せできるセットを前もって渡してあったため、予め想定してあった手段ではあったようだが、文字通りの1回切りの最終手段

*8 アニオリ回で描かれた過去のメンバー。元霧の忍刀七人衆の一人。原作でもマイト・ガイの父であるマイト・ダイとかつて交戦した経験があることがチラリと描写されている。

*9 サスケはデイダラを殺すことも出来たようだがイタチの居場所を聞き出すために背後から顔面を殴打するだけに留まった。

*10 この時サスケはマンダを口寄せして爆発から身を守ったためデイダラだけが自爆した。

*11 カブトやゼツはサソリの本体がどのようになっているのか本人から全く知らされていなかった

*12 どちらにせよ千鳥千本で不発化されていたが。

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Re: ki ( No.1 )
日時: 2024/04/17 06:16
名前: いうぃうぃw (ID: HEG2uMET)

おはよう

Re: ki ( No.2 )
日時: 2024/04/17 09:53
名前: いうぃうぃw (ID: HEG2uMET)

五番目のセカイ
遊戯王ARC-V スケール45 「運命の架け橋!」 感想
遊戯王
2019/05/2023:16 8 -

 遊矢と零児のデュエルも佳境。
 ライフはお互いに100でハンドはなし。

 arc5s45-04_R.jpg

 となると、次のターン、ドローする遊矢が有利。
 ドローしたのがモンスターなら、遊矢の勝ちがほぼ決まる。

「オレのターン!!
 こい! オレのエースカード! ドロ――!!」

 arc5s45-05_R.jpg

 そして、ドローしたカードを確認した遊矢は表情を変える。

「来た! ホントにオレのエースカード!」

 思わず引いたファントム・ドラゴンを見せびらかす遊矢だったが。

「でも出せねぇ…」

 分かりやすく沈むことに。

「となれば次に手にできるのはアクション・カード!」

「アクション・カードなら直接ライフを削るカードも多い!」

 arc5s45-06_R.jpg

 アイザックと蓮の言葉に呼応するように、出現したA・カード。

 零児は咄嗟にマフラーを使おうとするが、マフラーはスイカ汁によって失われている。

 一方遊矢もマジックのネタ切れ。

 となると。

 残る手段は。

 スタートは同時。
 己の足で走り出した二人。

「駆けっこなら誰にも負けたことないよ!」

 そう言ってどや顔を見せる遊矢だったが。

「それは私も同じだ!!」

「ぬおおっ! はえええっ!」

 arc5s45-07_R.jpg

 零児のガチ走りに度肝を抜かれることに。


「遊矢はわかるけど…」

「あの社長が走ってる…」

「しかもはえええっ!」

 柚子、素良、そして沢渡も驚愕。

「ふふふ。あの二人のデュエルは常に私の想像を超えてくれる」

「このデュエルがこんな勝負になるとは…、楽しませてくれる連中ですね」

 アイザック、蓮も二人の競争をそう評価。


「アクション・デュエルは認めないんじゃなかったのかよ!」

「それと勝負は話が別だ!」

「まぁオレはお前がアクション・デュエルを楽しんでくれて、嬉しいけどね」

「楽しんでなどいない!!」

 身体は激しくぶつけ合いながらも、舌戦を繰り広げる二人。


 ゴールであるA・カードまであと僅か。

「そう言うなって! オレとお前は同じ世界から来たたった二人だけの仲間じゃないか!」

 遊矢の言葉に思わず目を見開く零児。

 arc5s45-08_R.jpg

「オレたちはみんな運命の架け橋で繋がっているんだ!!」

 ゴール前で二人を出迎えるユーゴ、ユート、ユーリ。
 そして遊勝と零王を幻視する。

 arc5s45-09_R.jpg

 最後A・カード目掛けて飛び込んだ二人。

 そしてカードを手にしたのは――。

「よし! オレはアクション・マジックを発動!」

 遊矢の方。

「くっ」

 arc5s45-01_R.jpg

「お前に100のダメージを与える」

 A・マジックプチ・ボムによって、零児のライフは0に。

「…」

 決着。

 零児は、その場に倒れ込むと、

 arc5s45-10_R.jpg

「くっ…。ふふ――…」

 声を上げて笑い始める。

 そして遊矢も横になり、それに続く。

「あの社長が」

「笑ってる」

 柚子と素良もその様子に、思わず引き気味。

 そして、横になった事で、上空に佇むG・O・Dが目に入るが。

「こんなに真剣に走ったのは何年ぶりだろう。いいものだ…」

 思わずそんな感想を漏らした零児。

 そして、G・O・Dは勝者の遊矢の手の中に。

「わかっている。G・O・Dはお前の好きにするがいい」

「G・O・Dはお前の好きにするがいい」

「G・O・Dのカード。
 オレたちの運命を翻弄した力…」

 そのカードを破り捨てた遊矢。

 arc5s45-11_R.jpg

「オレたちに、このカードは必要ない」

 破られたG・O・Dに呼応するように、アダムの因子たる樹が崩れ始める。

 arc5s45-12_R.jpg

 それと同時に、アダムが見たという扉が出現する。
 その扉が開き。

「この向こうにG・O・Dを作った奴らが…」

 その扉を前にするのは、遊矢と零児。
 そしてアイザックと蓮。

「遊矢!」

 扉を前にした遊矢に呼びかける柚子。

「柚子! ここから逃げろ! もうここは危ない!」

 遊矢の言葉通り、既に遊矢達の元へ行く通路は途切れている。

「遊矢は!?」

「ごめんよ。君の父さんの塾で講師をやるって約束は守れそうにないや」

 言外に込められた離別の意思。
 それを感じ取った柚子。

「どこに行くつもりなの?」

「オレたちはこの世界の人間じゃない。ここにいちゃいけないんだ」

「遊矢! なら私も一緒に行く!」

「それはダメだ。
 ここから先は本当にどうなるかわからない。そんな危険な場所に君を連れていくわけにはいかない」

「そんな…私もっとあなたを知りたい…」

 溢れる涙。

 arc5s45-13_R.jpg

「遊矢――…。私、あなたを…」

 意を決して、想いを告げようとした柚子。
 そんな彼女のの言葉を遮る遊矢。

「柚子。オレたちはまたきっと会える。
 オレたちは、そういう運命なんだ」


「オレたちの架け橋はまだ繋がってる。これを受け取ってくれ! オレの宝物だ!」

 そう言って、遊矢が一枚のカードを柚子へと渡す。

 それは、遊矢のエース。
 オッドアイズ・ファントム・ドラゴン。

 そのカードを見た瞬間、柚子の意識が途切れ、倒れ込んでしまう。

「お…おい」

「何をした!?」

 突然の柚子の様子に、声を上げる沢渡と黒咲。

「ちょっとだけ眠っただけさ。今のうちに柚子と一緒に脱出してくれ。個々は長く持たない」

 脱出を促す遊矢。

「行け。よくここまでやってくれた。礼を言う」

 それに続く零児の言葉に、感極まる二人。
 そして、この時代の人間ではないはずの素良だが。

「素良、君も行くんだ」

 そんな言葉がアイザックから。

「アイザック…蓮…でも」

「大丈夫だよ、素良。君にはもうこの世界で側にいてくれる人たちがいる」

 そんな遊矢の言葉に、後ろを振り返ると、笑顔で素良を受け入れる沢渡と黒咲が。

「じゃあな! みんな!」

 素良と沢渡、そして柚子を抱えた黒咲が、EVEが用意したデュエルフィールドから脱出。

 それを確認した遊矢は安心し。

「さて! まだ戦いは終わっちゃいない!!」

「その通りだ」

「果たしてこのゲートの向こうは、どんな世界に繋がっているのか」

 自信を鼓舞するための言葉に、追随した零児達。

「え!? みんな行くつもりなの?」

 思わず素で問いかける遊矢に。

「当り前だ。まだG・O・Dを作った連中の始末が残っている!」

「自分の運命の狂わせた連中の正体を知りたいのは皆同じだ」

「こんな面白い未来を私から取り上げないでくれ」

 零児、蓮、アイザックが各々自分の戦う理由を口にする。

「我々は運命共同体のようだな」

「みんな!」

「さぁ、行こうか!」

「どんなことが待ち構えてたって、G・O・Dを作った奴らをコテンパンにしてやる!」

 arc5s45-02_R.jpg

「レディース&ジェントルメン!! お楽しみはこれからだ!!」

 いつもの決め台詞と共にゲートを潜る4人。



 そしてMAIAMI市へと戻った柚子は。

(遊矢――…。
 みんな…、もう会えないの?)

 消えてしまった遊矢達への寂寥感を感じる中、遊矢から託されたファントム・ドラゴン視線を落とす。


「レディース&ジェントルメン!!」

 と、そんな中、聞こえてきた覚えのあるフレーズ。
 その声に引かれ、足をのばすと。

「お! 来た来た! 君が俺の最初のお客さんだ!」

「あなたは…!?」

「俺は世界初のエンタメ・デュエリスト(仮)、榊遊勝!」

「え!?」

 arc5s45-03_R.jpg

 思わず耳を疑う柚子だが。

『柚子。
 オレたちはきっとまた会える。
 オレたちはそういう運命なんだ』

 arc5s45-14_R.jpg

 遊矢が別れ際に口にした言葉。
 その言葉がリフレインする。

 それが意味することは――というところで、完結です。



 えぇ、完結。

 完結です。

 完結ですとも。

 コンチクショー!!



 約ひと月、間を開けましたので、頭が整理できたかと思いましたが、概略を書き終えたところで、何か感情が爆発しました。

 いや、でも、期間を開けた分、概略はスラスラ書けました。
 書きたいっていう思いも爆発って感じです。


 それでは感想をば。

 まぁ、本音は簡易感想の通りなんですけどね。

 それでも、一旦時間を置いたことで変わった感想もあるということで。


 えぇ。

 最終回の事前告知なく唐突に明かされる最終回という、僕含めた読者へのサプライズから始まり。

 鉄壁ライフのハンド0から、安易にトップ解決はしないぜという鉄の意志と鋼の強さを感じさせるエースカードでの手札事故。

 戦いの殿堂に集いしデュエリストたちが、マフラーとともに地を蹴り、宙を舞い、最後は自分の足でフィールド内を駆け巡る! 見よ、これぞ、デュエルの最強進化形!!
 とでも言わんばかりの、エンタメ・アクション・デュエル。

 そして、それを証明するかのように、4000ライフをA・カードのみで削りきるという他に類を見ないデュエル構成。

 arc5-45-20.jpg

「今日もすばらしき~」

 としか言葉がありません。

 いや、もう最終回に相応しい、白熱したデュエルでした。


 ………………………………。

 ………………………………。

 ………………………………。

 ………………………………。

 ………………………………。

 ………………………………。

 ………………………………。

 ………………………………。

 ………………………………。

 ………………………………。

 すばらしいさいしゅうかいでした。

 ええ、ほんとうに。
 いっしょうわるれることはないんじゃないかなぁとおもいます。


 あー、あー。
 何故かはわかりませんが、妙に片言になってしまいました。



 一か月自分の中で物語をかみ砕いて、ろ過して、それでも出てきてしまった毒はもう飲み込むとして。

 感想というよりも、僕の希望だった部分にでも触れていこうかなぁと思います。
 まぁ、基本的には、以前の感想で触れていた部分が多いんですけどね。


 まず、柚子が母親。
 これは、スケール14の時点から、言われていたことでしたね。
 僕自身が説いていたものではないのですが……。

 うん、まぁ、妥当なオチではあるとは思わないでもないのですが、もう一ひねり欲しかったかなぁと。

 それ故の遊矢が実子かどうか云々と。
 遊勝=遊矢説とか説いていたわけですし。

 タイムパラドックス的なことは、もう面倒ですので、ポイしてもよかったので、何かこう、ビックリするようなオチが欲しかったかなぁと。


 G・O・Dも結局破り捨てるだけ。

 この辺、毒を以て毒を制すではありませんが、G・O・Dの力を使って、G・O・Dの起こしたワールドイリュージョンを食い止める的な展開になるのかなぁって思っていました。

 結局遊矢達の世界はあのまま、ユート、ユーリ、ユーゴの兄弟達も消滅したまま。
 ある意味アニメ版よりも悲惨なことになってしまっている?
 いや、最終決戦の遊矢のデッキがEMSR幻影捕食オッドアイズになっていたと考えると、遊矢の中で皆は生きているんですね。
 
 EMSR幻影捕食オッドアイズ。
 そりゃ、事故るよなぁ。
 むしろ最後の最後しか事故らなかった方が不思議なレベルかも。

 そりゃ、自分のデッキよりもA・カードにも縋りたくなりますか。
 いや、ホントにこんなデッキだったか知りませんが。

 何か、遊矢の中で皆が生きているというよりも、合体事故みたいになっている気がしてきてしまった僕なのです。


 
 あとは、結局なってしまったオレ達の戦いはこれからだエンド。
 これ自体は、まぁ、百歩譲って良しとするのですが……。

 その戦いに勝ったとして、遊矢達はどうなったのでしょうか?

 前述しましたが、遊矢達の世界は既になく、柚子は遊勝と出会い的な感じになっていくわけですので、またこの世界に戻ってくる的な展開でもなさそう。

 何というか、ケジメをつけにいくだけで、勝っても……。
 いや、まぁ、これ以上G・O・Dあるいは、それに類する存在による被害者がいなくなるという意味ではいいのかもしれませんが。

 結局遊矢達には救いがない気がしてしまうんですよね。
 そう考えると、どこが終着点だったんだろうと。

 そんな事を思ってしまうのでした。


 てっきり最後は無理やりにでも大団円にすると思っていましたので、本当にね。



 まぁ、語られなかっただけで、きっと勝利と自分たちの幸せも掴んだのだと信じています。



 これにて、僕のARC-Ⅴ感想も終了となります。
 制作陣の皆様はもとより、僕の感想を楽しみにして頂いた方にも、多大なる感謝を述べたいと思います。

 ありがとうございました。


 と、ガチで最後の最後っぽくまとめましたが、まだコミック出ますしね。
 感想を書くかは未定ですが……。



 



 コミック版 遊戯王ARC-V 感想一覧

 

 
 

 

 

 
 
 
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Re: ki ( No.3 )
日時: 2024/04/17 15:25
名前: いうぃうぃw (ID: HEG2uMET)

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atwiki アニヲタWiki(仮) うちはオビト
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うちはオビト
最終更新:2024年03月28日 09:09

sebone

---,--- view
だれでも歓迎! 編集
登録日:2012/10/10 Wed 11:27:03
更新日:2024/03/28 Thu 09:09:22
所要時間:約 41 分で読めます

▽タグ一覧
NARUTO NARUTO登場人物項目 うちは うちはオビト うちは一族 ゴーグル ドジ ミナト班 仲間思い 能力者 写輪眼の英雄 写輪眼 泣き虫 木ノ葉隠れ 失恋 写輪眼 落ちこぼれ 悲劇 潘めぐみ 小森創介



確かに忍者の世界でルールや掟を破る奴はクズ呼ばわりされる
……けどな!
仲間を大切にしない奴は、それ以上のクズだ

『NARUTO‐ナルト‐』の登場人物。

CV.小森創介/潘めぐみ

◆プロフィール
所属:木ノ葉隠れ
階級:中忍
忍者登録番号:010886
年齢:13歳
誕生日:2月10日
星座:みずがめ座
身長:154.2cm
体重:44.5kg
血液型:O型
性格:仲間思い、マイペース
好きな言葉:チームワーク、仲間


◆概要
第一部と第二部の間に掲載された『カカシ外伝~戦場のボーイズライフ~』で登場した、ゴーグルを愛用している短髪の少年。13歳。初登場は2巻の扉絵の写真。
本編より十数年前の人物。

木ノ葉隠れの里に所属していた忍者。
うちは一族出身の中忍で、波風ミナト、はたけカカシ、のはらリン、オビトで構成される通称『ミナト班』に所属していた。
チーム全体の仲は良好な様だが、カカシとは性格の違いから気が合わず、良く喧嘩をしていた。
ズボラなのか遅刻癖があり、遅刻する度にカカシに怒られていた。

将来の夢は火影になって里の皆を守る事。その際顔岩にゴーグルを付ける事を強調していた事から、ゴーグルには強い愛着がある様である。

なお、戦争孤児だったらしい(アニメでは祖母と二人暮らし)(*1)


◆能力
若さ故に未熟さが目立ち、とりわけ精神面はかなり脆い。
うちは一族の出身であるものの、血継限界「写輪眼」を長らく開眼できず、自身を「落ちこぼれ」と卑下していた。
メンタルの弱さが目立つ一方、体術に関してはカカシとほぼ互角(回想シーンより)。忍術についても一族伝統の「火遁・豪火球の術」を習得しており、さらに「火遁・鳳仙火の術」などの派生版も扱えるなど、基本戦術はマスターしている。


◆性格
マイペースなお人好しだが、仲間想いで熱い性格。また、ドジな面も見受けられる。
本人曰く「木ノ葉に住んでいるお年寄りに知らない人は居ない」らしい。遅刻の原因の大半がコレだったりする。

幼い頃から同じ班に所属していたリンに好意を寄せており、彼女に告白を試みた事もあったが機会に恵まれず、いまだに告白出来ずにいる。
しかし、彼女がカカシを好いている事に気付いており、複雑な感情を抱いている。
彼女を前にすると張り切って良いところを見せようとして良く怪我をしていた様で、その度に彼女に手当てをして貰っていた模様。

因みに先祖はあのうちはマダラで、彼の子孫に当たるらしい。実際髪が伸びると少年時代のマダラそっくりである。(*2)
また、同期であり、同じくカカシをライバル視していたガイとも面識があった様で、彼の人の顔を覚えないクセについても知っている。
中忍試験では個人戦、団体戦共に彼にぶっ飛ばされている。


◆劇中の活躍
◇カカシ外伝〜戦場のボーイズライフ〜
第三次忍界大戦当時はミナト班として行動していたが、未だに実力面・精神面共に未熟な面が目立ち、敵を目の前にして恐怖で動けなくなったり、涙を流したりしていた。
この点はミナトにも指摘されており、忍として強い心を持つ様に言われている。

また、カカシとの関係についてもミナトからカカシの事情について説明されていた(オビトはこの後、不器用ながらもカカシと和解しようと試みている)。
そしてカカシをリーダーに、カカシ、リン、オビトのスリーマンセルで任務達成を目指すも、任務の最中に敵である岩隠れの忍にリンを攫われてしまう。
彼はリン救出を優先しようとするも、任務達成を優先しようとしたカカシと意見が対立。
カカシと喧嘩別れした彼は単独でリン奪還を試みるも、岩隠れの忍に見つかり窮地に陥る。
しかし、別れ際にぶつけた、

「確かに忍者の世界でルールや掟を破る奴はクズ呼ばわりされる……けどな! 仲間を大切にしない奴は、それ以上のクズだ」

という言葉にルール以上に大切なモノを感じ取ったカカシに助けられる。
そして二人で協力して岩隠れの上忍・タイセキを倒そうとするも、敵の攻撃から自身を庇ったカカシが手傷を負って左眼を失明してしまい、再び絶体絶命の危機に陥ってしまう。

しかし、友と自身の危機に際し、遂に写輪眼を開眼。タイセキの「迷彩隠れの術」を見破り、仕留める事に成功する。
カカシと共に敵を蹴散らしリンの救出にも成功するが、直後に敵の増援部隊の土遁からカカシを庇った為に岩に右半身を潰される重傷を負ってしまい、救出不可能な状態になってしまう。
「最初から共にリンを助けに来ていればこんな事にはならなかった」と嘆くカカシに対し、オビトは漸く思い付いた上忍昇格祝いのプレゼントを託す。


この……オレの写輪眼を……やるからよ
里の奴等が……何て言おうと……お前は……立派な上忍だ…
オレはもう……死ぬ……。けど、お前の目になって……これから先を……見てやるからよ……


カカシ……リンを……頼むぜ……


そして――岩隠れの忍達の放った術により、崩落する岩に押し潰されてしまった。


カカシの奴と……折角……仲良くなれたのになぁ……

リンには……結局、告白……出来なかったなぁ……



もっと……皆と一緒に……いたかった……なぁ……



現在は「神那毘橋の英雄」の片割れとして名を慰霊碑に刻んでいる。
因みに、本編のカカシがよく遅刻するのは彼の慰霊碑に立ち寄り、その死を偲んでいる為。
遅刻しない様に朝早くにやって来ているが、「バカだった自分をいつまでも戒めたくなる」という理由でついつい遅くなってしまうという。
カカシは自身がリンを守るという約束を守れなかった事を悔いており、慰霊碑の前で

「お前が今のオレを見たら何て言うんだろうな? なあ……オビトよ」

と呟いている。
オビトの言葉は今でも「仲間を守る」という形でカカシの心に大きく影響を与えており、それは次世代のナルト達にも伝わっている。



追記・修正は仲間を大切にしながらお願いします。

△メニュー
項目変更 項目コピー 項目変更点 編集履歴 アップロードページ

-アニヲタWiki-




















……し か し 。





















お前は…



オビト…?


















慰霊碑にその名を刻んだ「写輪眼の英雄」は、最悪の形で歴史の表舞台に舞い戻る事となった。









オレは誰でもない。誰でもいたくないのさ……







第四次忍界大戦の首謀者である仮面の男・トビの正体は、本人が「うちはマダラ」だと名乗っており、それを思わせる実力を垣間見せていた事もあって、木ノ葉創設者の一人であるうちはマダラだと思われていた。
しかし、第559話「増援到着…!」にて薬師カブトが穢土転生で「うちはマダラ」を転生させ、生前のうちはマダラ本人と面識があるオオノキがそれを見て「うちはマダラだ」と断定した為、「トビ」と名乗る人物がうちはマダラである可能性が消えた。

そして、第598話「粉砕!!!!」にてナルトによって面が破壊され、続く第599話にて遂にトビの正体が判明した。










これが現実だ。託した側も託された側も…。この世界で生き延びた忍は皆クズになる。
オレ達が良い例だ……カカシ





うちはオビト

▽タグ一覧
NARUTO NARUTO登場人物項目 うちは うちはオビト うちはマダラ うちは一族 だいたいこいつのせい どうしてこうなった まさかの再登場 オッドアイ カカシ外伝〜戦場のボーイズライフ〜 ゴーグル トビ ドジ ネタバレ項目 ミナト班 ライバル リン廃 万華鏡写輪眼 中忍 人柱力 人間臭い 仲間思い 作者のお気に入り 写輪眼 写輪眼の英雄 分かってんだよおじさん 十尾の人柱力 咎人 哀しき悪役 失恋 小森創介 悲劇 悲劇の人生 悲劇的ビフォーアフター 所要時間30分以上の項目 抜け忍 救世主←事実上の 昨日を求めた男 暁 木ノ葉隠れ 木遁使い 柱間細胞 死んだと思ったら生きてた 泣き虫 涙腺崩壊 演技派 漢 潘めぐみ 犠牲になったのだ 罪人 自己紹介 英雄になれなかった男 落ちこぼれ 血継限界 親友 誰が俺をこんな風にした? 誰でもいたくない男 誰より愛情を渇望していた男 輪廻眼 闇堕ち 高木渉

粉砕された仮面の下から現れたトビの素顔。
成長して尚嘗ての面影を残すそれは、前大戦で戦死した筈のうちはオビトだった。

CV.内田直哉(偽マダラ)/高木渉(トビ、大人)

●目次
◆プロフィール
◆概要
◆能力
◆性格
◆劇中の活躍
◇カカシ外伝〜戦場のボーイズライフ〜
◆概要(第二部)
◆能力(第二部)
◆性格(第二部)
◆劇中での活躍(第二部)
◇暗き辺獄の底から
◇地獄巡りの始まり
◇暁の影
◇宣戦布告
◇第四次忍界大戦
◇「うちはオビト」
◆主な人間関係
◆使用忍術
◆一部台詞
◇少年時代
◇イタチ真伝
◇第二部(トビ)
◇第二部(偽マダラ)
◇第二部(素顔)
◇ナルティメットストーム4
◆余談


◆概要(第二部)
年齢31歳。身長182cm。
暁を裏から操っていた真のリーダーであり、生前のうちはマダラから月ノ眼計画を成就させる様に託され、無限月読による世界平和の為に密かに暗躍していた。


◆能力(第二部)
万華鏡写輪眼の開眼と、右半身に移植されている柱間細胞によって、中忍時代と比べてケタ違いに戦闘能力が上がっている。

非常に優れた攻撃範囲と威力を持つ火遁忍術や、柱間やヤマト程大規模ではないものの殺傷力の高い木遁忍術を扱う事が出来、柱間細胞が生命維持の全てを担っている為に、心臓を潰されても飲まず食わずでも死ぬ事が無い等、耐久力も高い。

左眼に輪廻眼を移植した事で陰陽遁や他の性質変化も扱える様になっているが、何と言っても右眼が発動する神威が主力。
攻撃・防御・移動と戦術の大半をこれで賄っており、カカシがいなければまともに戦う事も出来ないレベルで強い。

また、断刀・首切り包丁を片手で止めたり、うちは返しを使用出来たり、不意打ちの心転身を数秒で解いたり、尾獣が割れないレベルの結界を単独で張ったり等、それ以外の能力も高い。

神威による絶対回避が出来ない状態でのカカシとの一対一の戦いでは敗北しているが、この時については「自身の心臓に施された呪印札を取り除く為にカカシの雷切をわざと食らう」のが目的だった部分がある為、純粋に実力で敗北したのかどうかは微妙なところ。
とは言え、心のどこかで「自分は間違っている」「誰かに自分を止めて欲しい」と思っている節があり、精神的に強固とは言い難く、能力以外の部分で致命的な弱点を抱えている。


◆性格(第二部)
少年時代とは打って変わって冷酷非道であり、現実の世界に聊かの価値も見出していない。
サスケが香燐を傷付けた時も、「仲間を大切にしない奴はクズ」と嘗ては語っていたにもかかわらず、「そう来なくては」と楽しそうに嗤っていた。

カカシについては「後悔だらけの生涯を送るに相応しい男だ」「口先だけの男に成り下がったお前の言う言葉には何の価値も意味も無い」「お前等に言う事は何も無い。現実に縛られたまま死ね」と散々な評価であり、最早何の感情も抱いていないと語っている。カカシェ…

とか何とか言いつつ、カカシに負担が掛かる神威の無駄撃ちを親切に止めたり、カカシが事ある度に自分やリンの墓参りをしている事を知っていたり、自分への負い目から本気で戦えないカカシに対して、「お前が俺に罪悪感を抱く必要は無い」「お前ももう苦しまなくて良い」とベラベラ自分の事を語り出し、しまいにはカカシを「月ノ眼計画」に勧誘したりと、どう考えてもカカシを意識しまくりであり、根底の部分は変わっていないのだと思われる。(*3)

また、計画を知らない暁のメンバーに対しては「彼らなくしてここまでの進展はなかった」と労っており、彼なりに感謝している様子がうかがえる(*4)。


◆劇中での活躍(第二部)
◇暗き辺獄の底から
実は神無毘橋の戦いで死んでおらず、瀕死の所をマダラによって助けられていた。
しかし、マダラ曰く意図的に助けた訳ではなく、偶々通路に居たから拾ったとの事。マダラが、

「しかし…助かったのは奇跡と言って良い。よく岩に潰されなかったものだ。まるで岩をすり抜けたとしか思えん程だ…」

と述べている事から、恐らく神威を無意識に発動して落下してきたのだと思われる。岩に潰された右半身に、千手柱間の細胞で作られた人造体を移植する事で辛うじて生き延びていた(その際の移植痕は身体の右半身に痛々しく残されている)。

目覚めて直ぐにはマダラが杖代わりにしていた鎌を見て死神と勘違いしてパニックを起こすも、動じないマダラに「痛みを感じるのは生きているからだ」と言われてやや冷静さを取り戻す。
その後、話している相手が写輪眼を持っている事、里の老人全員と面識がある自分が知らない顔である事から、うちはの抜け忍だと看破。


じじいてめェ、抜け忍だな……何者だ!?


オレは……うちはの亡霊。うちは……マダラだ


計画の事を聞かされるも協力する気は無く、あくまでカカシ達の下へ帰るべく白ゼツ達やグルグルのゼツと共に懸命なリハビリを行っていた(人造体のお陰で飲食の必要が無かった)。
そんなある日――外の偵察から戻って来たゼツの一人によってカカシとリンが霧隠れの暗部に包囲されて危機に陥っている事を聞かされ、グルグルの身体を全身に纏ってカカシ達のもとへと向かう。
だが――そこで目にしたものは、カカシがリンの命を奪う瞬間であった。

リンを失った悲しみと怒り、絶望に心を支配されてしまった事により、万華鏡写輪眼を開眼。
その瞳力と木遁の力を暴走させてその場にいた霧隠れの暗部の者達を惨殺した後、「リンが存在する世界」を創るべくマダラの計画に乗る事を決意する。

因みにこの時、リンは三尾の人柱力にされており、リンが里へ戻ったところでリンの中の三尾を暴走させて木ノ葉を潰すのが霧隠れの狙いだった。
リンはこの事に気付いていた為、カカシが霧隠れの忍に向けて放った雷切へ自ら突っ込む事で自害したのである。

リンの死に上記の様な理由があった事はオビトも知っており、彼女が木ノ葉を守る為に自分自身の意志で自らカカシの手によって死を選んだ事も知っている。
だからこそ彼は、リンやカカシにその様な選択をさせた忍世界に絶望し、その世界を否定する為に行動する事を決めたのである。

この時チャクラ切れで気絶していたカカシは放置したが、本人曰く、「情けを掛けた訳ではない。どうでもよかっただけ」らしい。

そして、「夢の世界」を創る為にマダラのもとへと帰還し、彼に自身の計画を実行する「救世主」として正式に認められる。

こっちへ来い

今日からお前が救世主だ

その後、「月ノ眼計画」の全貌とその進め方について聞かされ、十尾の存在、輪廻眼の力と長門の存在、うちはの禁術「イザナギ」や陰陽遁の使い方などを教わり、サポーターとして黒ゼツをつけられ、外道魔像から分離してマダラが死亡したのを見届けた後、自ら「うちはマダラ」を名乗って暗躍を開始した。

マダラ「…さあ…動け…。オレが復活する…までの間……お前が……」

オビト「うちはマダラだ」

◇地獄巡りの始まり
マダラの死後、本物のマダラが復活するまでの代行者として「月の眼計画」実現の為暗躍する。
その手始めに弥彦、長門、小南に接触し「暁」を設立させ、弥彦の死後は暁を戦闘集団へと作り替えていった。

17年前のナルトの生まれた直後には木ノ葉に入り込んで「九尾事件」を引き起こし、自身の師であった四代目火影・波風ミナトや、その妻・うずまきクシナを始めとする数多くの人間を間接的に殺害した。

九尾事件の際にミナトと対峙した時、ミナトは仮面を被ったオビトを見て「写輪眼を持っているうちはの忍者+木ノ葉に出入り出来る人間+尾獣を操れる瞳力の持ち主=うちはマダラではないか?」と見当をつけたが、その正体には気付けなかった。
この時オビトはわざとらしくフードを外しており、また第四次忍界大戦で穢土転生ミナトと対面した時は「オレに気付きもしなかった」とミナトを罵っている等、本当は気付いて欲しかったと取れる描写がなされている。

それから数年の間は里に潜伏しており、下忍として大名護衛任務についていたイタチの前に現れた事もある。
この時はイタチを殺しかけたが、割り込んできたカカシに防がれている。因みに、この時の実力差がイタチの写輪眼開眼の引き金となった。(*5)

更にそれからは、神威を駆使してうちはの集落に潜伏しており、クーデターの計画も知っていた。
それに乗じる形で「マダラ」として木ノ葉への復讐を実行に移そうとしていたが、自身の存在に気付いたイタチから「うちは一族への復讐に協力する。代わりに里とサスケには手を出すな」との取引を持ち掛けられてこれを呑み、うちは一族をサスケを残して全滅させた(*6)。

更に霧隠れでは、リンの後任として三尾の人柱力となった四代目水影・やぐらを瞳術で操ったり、干柿鬼鮫を組織へ引き入れたりしている。
この時鬼鮫に素顔を見せているが、どうやらこの時も「うちはマダラ」として振舞っていたらしく、鬼鮫は素顔のオビトを「マダラ」と認識していた。


◇暁の影
第二部初期には「トビ」という偽名を名乗り、サソリの後釜の単なる平団員として暁に加入。
この時は、別人の様に陽気な男を装っていた。
これはオビトのリハビリを手伝ってくれた初代火影の細胞から作られた同名の人造人間(*7)をモチーフにしており、トビという名も彼から取ったもの。

加入後は新入りとしてデイダラとツーマンセルを組み、彼のサポーターに徹していた。
何だかんだで暁のメンバーの事も評価しており、死を惜しんだり、働きを賛したりしている。
その裏では、表向きのリーダーである長門に指示を出して尾獣狩りを行わせ、自身はひたすら影で暗躍。

デイダラの戦死後は、彼の自爆に巻き込まれて死んだ様に見せかけた上で後に復帰。
一足先に暁に入り込んでいたゼツと組んで行動していたが、サスケ追撃任務に出ていたカカシ達と遭遇。
神威によるすり抜けであしらってまともに相手をせず時間稼ぎをしていたが、ゼツからイタチの敗死を知らされるや否や本性を露にし、時空間移動でうちはのアジト跡へ移動。
イタチの遺体と気絶したサスケを回収して自身のアジトへ戻った。

そして、目を覚ましたサスケに「うちはマダラ」を名乗って接触するが、仮面を外しかけた瞬間イタチが「転写封印」で仕込んでいた「天照」の直撃を受けてしまい、危うく死に掛けながらもギリギリで命を拾った。(*8)

もう片方の眼にも多分仕込まれているだろうと踏んだのか、今度は仮面をつけたまま表れ、マダラとして木ノ葉創設時のエピソードを語る。
この時語った内容はマダラ自身から聞いていたのか内容としてはかなり正確だが、自身が首謀者である九尾事件の部分だけは「天災」だとして嘘を混ぜている。
そこからイタチによるうちは殲滅の真相を明かし、サスケを復讐へと駆り立てた。

その後はゼツと一旦離れ、サスケについて暗躍を続けた。


◇宣戦布告
暁の真のリーダーとしてサスケ達「鷹」を利用しようとするも、八尾狩りが失敗した事と木ノ葉が動いた事を受け、彼等を連れて鉄の国での五影会談へ潜入。
宿場町でカカシとヤマトに捕縛されるも、意に介さずあくまでも「うちはマダラ」としてナルトと会話。サスケについて語った後姿を消した。
そして、会談場に乱入して殺されかけていたサスケを神威で救出。
五影達に向けて月ノ眼計画の全貌を語り、第四次忍界大戦の宣戦を布告した後に撤退。
橋の上で帰途にあったダンゾウ達の前に現れ、ダンゾウの護衛である山中フー・油目トルネと戦闘。
すり抜けで翻弄しつつ二人共吸い込んで幻術に掛けたが、トルネの燐壊蟲に感染してしまった為、右腕を自ら切断している。

その後、ダンゾウに挑むサスケを見守る。
サスケが危機に陥った際はさすがに腰を上げかけたが、彼が危地を脱した後は再び傍観。
ダンゾウ撃破後に一時撤退し、魔像で培養した柱間細胞を使って失くした右腕を補充していたところ、白ゼツから第七班が追いつき、サスケが危機に陥っていると聞きとんぼ返り。
ナルトを捕まえようとする白ゼツを制して撤退に入り、カカシが放とうとした神威をわざわざ「そんな術は効かないから止めておけ」と止めた上で今度こそ撤退した。

サスケの要請でイタチの万華鏡写輪眼を彼に移植した後、白ゼツのオリジナルを監視につけ、序に6体ものコピーの白ゼツを胞子の状態で植え込み、輪廻眼を回収する為、雨隠れへ赴く。

待ち構えていた小南と戦闘に入るが、開幕でいきなり起爆札を吸い込まされて仮面の上半分と右腕を飛ばされる。
更に、彼女の奥の手「神の紙者の術」による10分間継続起爆には流石の神威でも対抗し切れず、止む無く左眼を犠牲に(ストックを移植したものだと思われる)イザナギを使い、自身へのダメージを無かった事にする事によって勝利した。
その後、幻術で長門と弥彦の遺体の在処を吐かせた後に彼女を殺害し、長門の輪廻眼を回収する事に成功する。

左眼は自らに移植し、右眼は培養シートにはめ込んで隠し、面を戦闘用のものに新調した上で右腕を修復、戦争の準備に入る。

しかし、その矢先に薬師カブトからの接触を受け、サスケの身柄を交換条件に穢土転生による戦力の提供を提示される。
オビトとしては受ける理由も無かったが、カブトが本物のマダラを穢土転生していた事で断れなくなり、渋々協力を締結した。


◇第四次忍界大戦
穢土転生の人柱力を畜生道の「口寄せ輪廻眼」で呼び寄せて目をコピー。ナルトとビーを狩るべく前線に出撃。
その中でカブトが勝手に本物のマダラを戦線に投入した事を知るが時既に遅く、とにかく尾獣を回収しようとナルト達と戦う。

しかし、カブトがイタチとサスケによって止められ、穢土転生を解かされたことで人柱力達が消えてしまった為、外道魔像を口寄せして十尾復活に入る。
ナルト、ビー、カカシ、ガイとの戦いの中、右眼の瞳術が神威である事をカカシに看破され、それを利用した戦法でナルトの影分身を時空間に転送された事で逃げ場が無くなり、螺旋丸の直撃を食らって面を粉砕されてしまう。

その後、五影を一蹴してやって来た本物のマダラと合流した後、団扇を返却して自身は再びカカシ&ガイとの戦いに入る。
十尾を制御して連合軍を蹴散らすが、折れないナルトの信念と理想に真っ直ぐ進んでいく姿に少年時代の自分を重ね、その全てを否定しようと躍起になる。

そして、神威で十尾を飛ばそうとしていたカカシを神威空間へ引き摺り込み、オビトはカカシを月ノ眼計画に勧誘する為に、カカシはオビトを改心させる為に、互いに相手を説得しようと試みるも両者共に失敗する。
その後、神威による回避が出来ない神威空間内でカカシに忍組手を挑むも敗北。(*9)

重傷を負いながらも現実空間に戻り、最後の手段として十尾を取り込もうとする。

柱間細胞で構成された半身を通じてマダラのコントロール下に置かれそうになるが、何とか耐えきり十尾を吸収……した瞬間に復活したミナトの飛雷神の術による強襲を受ける。
そのまま死亡したかと思われたが、十尾を吸収した恩恵か何とか生存。

強大過ぎる十尾の力に翻弄され自我が失われかけていたが、少年時代にミナト、カカシ、そしてリンと共に撮影した思い出の写真の記憶(イメージ?)が引き裂かれるのに抵抗し、打ち勝った事で自我を取り戻した。

十尾制御後は六道仙人に酷似した姿に変貌し、その圧倒的な力で忍連合を相手に無双。(*10)
最強の忍と名高い初代火影・千手柱間すらも「自分より強い」と認める程の桁違いの力で大暴れした。

しかし、嘗ての自分そのものであるナルトとの激突の中で「火影になる」という少年時代の夢がフラッシュバックした事で迷いが生じ、ぬのぼこの剣の力を引き出しきれず敗北。
尾獣を抜かれたものの、十尾の抜け殻たる外道魔像を体内に取り込んだ恩恵で死は免れた。


◇「うちはオビト」
敗北した後、ナルトの説得やカカシ・ミナトとの会話の中で、生きる為の原動力だったリンが死んだ事で、それに代わる程の希望がどうしても見出せなかった事、マダラに成り代わって世界を回ってもそれが見つからなかった事を吐露。
カカシから、「ナルトとオビトが違うのはナルトは現実に立って夢を引き寄せようとしている事であり、だからこそ仲間が集まって助けてやりたくなる事」だと聞かされ、その先に希望があると諭される。

「自分のやって来た事は、最早生きて償えるものではない」と考えたオビトは、せめて最期に出来る事をしようと、輪廻天生の術で戦争の犠牲者を蘇らせようとする。
しかし――そのタイミングを狙っていた黒ゼツに寄生され、黒ゼツを通じて再びマダラによってコントロールされてしまい、輪廻天生の術をマダラに対して強制的に発動させられてしまう。

黒ゼツが寄生しているお陰で辛うじて命は繋ぎ留めつつも体の自由は効かないが、オビトの身体を操って左眼の輪廻眼を回収しようとする黒ゼツの力よりも黒ゼツに抵抗するオビトの力が僅かに勝る。
黒ゼツも黒ゼツで、オビトの身体から抜け出して輪廻眼を回収しようとすればカカシとミナトに自分が殺されてしまう為にオビトに寄生し続けているしかなく、膠着状態に陥る。

そこへオビトの輪廻眼を回収する為に十尾の人柱力と化したマダラが現れる。
マダラにとって自身は何だったのかを問い、マダラに「お前はマダラだ」「無限月読で世界を救おうとするものは全てマダラである」「この世界は苦しみに満ちており、六道仙人の行いは全て失敗だった」と説かれる。

ここは地獄だ! 忘れたのか!!?

来い! そうマダラよ

今でもお前は救世主のハズだ!

しかし、オビトは問答の末に遅まきながら嘗ての己に立ち戻り、彼との訣別を宣言する。

オビト「人を導く者は…己の死体を跨がれることがあっても、仲間の死体を跨いだりはしないらしい…」

マダラ「…なら、それを確かめる為に、まずお前が死体にならねばな」

オビト「オレはもうアンタに跨がれることもない。己の名を騙らせ他人に全てを任せることは―――――仲間に託すこととは違うと今ならわかる。オレはアンタじゃない」

オビト「今のオレは…火影を語りたかったうちはオビトだ!」

そして、マダラを弱体化させる為に彼から一尾と八尾のチャクラを少しだけ奪い取る。

さらに、カカシと十数年振りに共闘して見事マダラを出し抜いて「神威」の時空間内に移動し、ナルトに尾獣のチャクラを与えて蘇生させ、彼の命を救った。

ナルトを現実世界に送り届けた後余力が無くなり、黒ゼツを押さえ込むだけで手一杯になった為、サクラに自身の左眼の輪廻眼を潰す様に頼む。
しかし――その瞬間にカカシから左眼の写輪眼を奪ったマダラが時空間内に侵入。
咄嗟に神威でサクラを時空間から逃がしたが、自分はマダラに捕まってしまう。
オビトの心臓に仕込んでいた呪印札が無くなっている事に気付いたマダラに対し、カカシに貫かせ排除したと言い放つオビト。
曰く、彼自身が十尾の人柱力になる為には邪魔だったとか。

その後、リンの死はオビトを闇に堕とす為にマダラが裏で手を引いていた事、オビトと同じく彼女の心臓にも呪印札を仕込んでおり、リンはそれを排除する為にカカシに心臓を貫かせた事等をマダラから告げられる。
抵抗虚しくマダラに心臓を弄られて完全に意識を失い、黒ゼツに身体を乗っ取られて輪廻眼を奪われてしまう。
左眼を交換し合う上半身だけのマダラと黒ゼツが引っ付いたオビト。シュールである。

黒ゼツに神威の瞳術を使わされ、両眼を取り戻したマダラと共に現実世界に帰還。
遂に無限月読が発動し月の眼の光を浴びるも、黒ゼツがくっ付いている影響か幻術には掛からず、神・樹界降誕にも絡み取られる事は無かった。
チャクラの過剰吸収で膨張するマダラの身体を抑え込む為に、黒ゼツはオビトの身体から完全に移行。
収縮する際に地面に放り出され、そのままカグヤの天之御中によりナルト達第七班と共にマグマの空間に転送される。

あわやマグマに落ちるところだったが、カカシのクナイにより左手を刺し止められ難を逃れる。よく手裂けなかったな。
黒ゼツが離れた事で絶命しかけるが、ナルトの六道の陽の力により何とか一命を取り留めた。
とはいえ、十尾を抜かれた人柱力としての宿命や輪廻天生を使用したリスクからは逃れられぬのか、ナルトの力をもってしても命を一時的に繋ぎ止めるのが精一杯であり、皆の前に立って死ぬ気である事をサクラに察せられている。

カグヤの黄泉比良坂が時空間忍術である事を見抜き、空間に穴を空けた瞬間に神威で共鳴させ、分身ナルトとサクラと共に始球空間に侵入。
分身を犠牲にしつつも、サクラの助力もありサスケを救出する事に成功。氷世界に帰還した。

天之御中により超重力の世界に転送され、動きを縛られたナルトとサスケを狙うカグヤの共殺の灰骨から守るべくカカシと共に彼等の盾となり(*11)、更にカカシに迫る共殺の灰骨を神威で時空間に飛ばす事によってカカシ、サスケ、ナルトの三人を救った。(*12)

共殺の灰骨によりボロボロに崩れていくオビトの体を治療すべくナルトに陽のチャクラを与えられるも、最早崩壊を遅める事しか出来ない。黒ゼツからは

こちらとしても裏切られた…どっちつかずのクズだがな
敵味方双方から忌み嫌われ…悲しんでくれる仲間も肉親もいない…
そいつは独り…何も残らない…
大切な人を亡くし夢を叶える事も出来ず
利用された挙句ウロウロと…失敗だらけの間抜けが…
無様に死ぬだけの事だ

と現状を痛烈に批判されてしまう。
ボロボロに崩れていく中で、ナルトと戦った事で目が覚めた事、今の自分を後悔しつつも昔の自分の火影への憧れを思い出させられた為にそれが嬉しくもあった事を吐露し、最後にナルトに激励の言葉を遺して今度こそ死亡した。(*13)

お前は・ ・ ・…必ず火影になれ

死後は浄土と穢土の間で待っていたリンと少年期の姿で再会。
彼女との約束とは真逆の道を歩んでしまった事への罪悪感からか差し伸べられた手を取れずにいたが、それでも尚受け入れてくれるリンに涙しながらその手を取った。

しかし、カカシがまだ戦っている事や、カグヤという未曾有の強敵に対抗するには神威が必要だと戦いの中で感じていた事から、あれこれリンに言い訳しつつ(本心はバレバレだった様だが……)、一旦現世へとんぼ返り。
一時とはいえ、輪廻眼を持ち合わせ十尾の人柱力となり六道の力を得ていた為か、大筒木ハゴロモと同じくあの世とこの世を行き来出来る様になっており、塵と化した自分の遺体からチャクラ体でカカシに取り憑き、協力。
カカシにナルトの先代たる六代目火影になる様に求めると共に、カカシへの一足早い火影就任祝いとして彼の両眼に自分の瞳力を貸し与える事によってカグヤ封印に大きく貢献した。

全てが終わりリンの元へ向かおうとするも、今まで成してきた悪事からくる重圧からかカカシに掛ける言葉が見つからなかったが、

「最後は敵でなく友として別れが出来る…人助けばかりで遅刻していたあの頃のお前と。オレにとってはそれだけで良い」

という彼の言葉に笑顔を見せ、少年期の姿で少しの間語らった後、昇天した。

ナルスト4ではこの辺りが変わり、崩壊する前にカカシに自らの瞳力を与え、「お前が見送ってくれるのなら何も要らない」と最後に友と肩を並べられた事を喜びながら散って逝った。
その後、サスケとの一騎打ちに押し負け水中に沈むナルトの許へ真っ先に現れ、彼への激励の口火を切り、他のナルトの仲間達やカカシ、歴代火影達等と共に彼を送り出した。


◆主な人間関係
はたけカカシ
元チームメイト。正反対であり何かと衝突していたが、心の底ではその力を認めており、左眼の写輪眼を託した。
袂を分かち闇を歩く様になって尚、口では「どうでもいい」と言いつつ何かと気にしている。

のはらリン
想い人だった元チームメイト。
彼女がカカシの手に掛かって死んだ事と、嘗ての仲間にそうさせた世界そのものに絶望した事が、オビトの暗躍の始まりとなった。
穢土と浄土の狭間の世界からオビトとカカシをずっと見守っており、最後は彼女に導かれて逝った。
余談だがどうしてリンを輪廻天生で生き返らせないのか?という話題がよく挙がるが、無限月読の計画に夢中でそれどころではなかったと思われるし、仮にリンが生き返ったところでオビトの言う「くだらない現実世界」が変わるわけではないため、彼女を蘇生したところで意味がないと思ったのかもしれない。

波風ミナト
ミナト班での上官であり恩師。
「火影になる」という夢を共有していた嘗ての同志でもあり、「九尾事件」にて間接的に殺害した相手でもある。
中忍時代は普通に尊敬していた様だが、第四次大戦時に再会してからは何かとこき下ろしている。しかし、改心後に和解した。

うずまきクシナ
ミナトの妻。「九尾事件」にてミナトと共に間接的に殺害した。
中忍時代はしょうもない事で殴られたり口喧嘩したりしていたが、これは「喧嘩する程仲が良い」という関係で、「もし自分とミナトの間に子供が出来たらオビトの様な子になって欲しい」と思われる程に彼女に気に入られていた。

うちはマダラ
オビトを闇へと導いた元凶。彼に成り代わって地獄が如き現世を巡り続けた。
最終的には彼とも訣別し、正道へ立ち返る。
因みにマダラの考えていた月ノ眼計画はマダラの復活が前提となっていたのだが、マダラを復活させる予定だった長門の裏切りを特に気にしていなかったり、穢土転生が解除されたと知るや否や十尾復活に取り掛かっていたり等、穢土転生されたマダラとのやり取りを見る限りオビトはマダラを信用しておらず、元々マダラを生き返らせる気は無かった様である。

ゼツ
リハビリの間はオビトを助力し、その後も裏から諜報員として暁に貢献していた。
トビの名もグルグルのゼツからとられた物。
裏切って以降は黒ゼツから蛇蝎のごとく嫌悪されており、死に際にはこれでもかと嘲られた。

うちはイタチ
何かと因縁があった存在。
下忍時代に彼の前に現れ、実力の差を見せ付けた事で彼に写輪眼を開眼させた他、うちは一族粛清任務に協力して暁に勧誘した。

デイダラ
「トビ」として暁に入り込んだ後のタッグ相手。
「うちはマダラ」としては暁の一員としてよく働いてくれたと讃えていたが、うちはオビトとしてどう思っていたのかは不明。
他の暁メンバーにも言えることだが。

うちはサスケ
イタチを倒した彼を拾い、一族抹殺の真相を伝えた。
その後は計画実行のために彼を駒として動かしていたが、万華鏡を移植した後、自分が戦場に出た間に反旗を翻される。

うずまきナルト
かつての己と同じ夢を見る少年。ミナトの息子でもあり、カカシの弟子でもある。
心の内がわかるからこそその全てを否定しようとしたが、結果的には彼に今の自分を否定され、正道に引き戻された。


◆使用忍術
写輪眼
左眼の写輪眼は失った筈だが、イザナギ時に所有している描写がある。
恐らくストックしていた眼を移植したのだと思われる。右眼の瞳力は九尾を容易く操る程。

万華鏡写輪眼 神威
オビトの眼に宿った瞳術。右目の術で、眼球を中心に発動する。
飛雷神の術を上回る時空間忍術。
遠距離からでも物を時空間世界に飛ばす(吸収する)ことが可能だが、距離が離れるとそれなりに時間を要する。
しかし相手に触れた状態であれば、瞬時に時空間世界に吸収して無力化することが可能。
更に実体を時空間世界に移す事で、対象の攻撃をまるで『すり抜けたかのように回避』して無効化する絶対回避を行える。
両目が揃えば大量のチャクラと引き換えにカグヤ空間に穴を開けることも可能。
ちなみに、開眼から17年間遠慮無しに使い続けているが、カカシと異なり失明の兆候はナシ。
柱間細胞のおかげか、あるいは自身の目をクローンして移植したのか……(万華鏡写輪眼はクローンにしても万華鏡になるので可能性はある)。

輪廻眼
長門の輪廻眼を奪いとった。元々はマダラのモノ。
輪廻眼奪取後は元々両眼とも移植するつもりだったが適性が低かったためかそれは叶わず、右眼に写輪眼、左眼に輪廻眼という状態にある。
輪廻眼の所有能力のひとつ、外道の術を使い穢土転生された人柱力達を傀儡に仕立て上げた。
十尾の人柱力と化した後は十尾の制御に使用。
マダラが危惧していたところから察するに、オビトの移植された輪廻眼でも輪墓の影は見えるらしい。

イザナギ
失明することと引き替えに、自身に都合のいい現実を創り出す禁術。
半身が柱間細胞で構築されている為に完全な形で使用可能になっている。
小南の起爆札トラップはこの能力でやり過ごした。

火遁・豪火球の術
中忍時代当時は自身を落ちこぼれと卑下していたが、会得したら一人前と認められる豪火球は既に会得している。

火遁・爆風乱舞
火の性質変化+神威で発動する術。
神威の時空間から渦巻く大気を転送し、そこに火遁を放って火炎の大渦巻きを生成、敵を焼き尽くす。
ファンブックでは会得難易度Bランクの術と記載されているが、神威の併用が前提であるため実質オビトしか使えない。
描写された限りではマダラの火遁・豪火滅却に勝るとも劣らない威力を誇る。

うちは火炎陣
一族秘伝の火遁結界。点火した五指を地面に叩き付け、触れた対象を熱する結界を張る。
八尾渾身のパンチでも壊れないほど強固である。

土遁・土竜隠れの術
チャクラで土を流動化させ、潜行移動する遁甲の術のひとつ。「トビ」だった頃には神威の代わりの移動手段として多用していた。

土遁・鳶火灯
ナルティメットアクセル3でのオリジナル技。
名前に鳶(とび)が入っておりギャグ的な技名となっている。

解尾法印
人柱力から強制的に尾獣を引き抜く術。
出産の際に封印が弱まったクシナに使用した。

地雷大平原の術
土竜隠れで潜行した後、周辺一帯に爆発物を仕掛け標的を牽制する。デイダラの起爆粘土C2を仕掛けたのもこの術。
ナルスト4では暁トビの奥義に設定されており、標的の周りに爆発玉を仕掛けて脱出しようとするが足が抜けず、背後の爆発に自分も吹っ飛ばされて元の位置に戻る。

木遁・挿し木の術
初代の細胞を植えつけられた為に使用可能になった。
右半身の人造体から伸びた枝を突撃したり投げつけたりして突き刺し、そこから枝分かれさせることで敵を内部から破壊する。
青年になってからは十尾を介してしか使用していない。

木遁・大槍樹
地面から捻じ曲がった大樹の槍を出現させて敵を貫く。「地獄に居る」のシーンで描かれている樹木はこれ。

木遁・地獄ノ乱
ナルスト4での暴走バージョンの奥義。霧隠れを相手に大暴れした際のモーションの複合。格闘と挿し木の術で打ち上げた相手にニーバットを叩き込みつつ神威ですり抜けて着地、大槍樹を発動して血祭りに上げる流れになっている。

六道十尾柩印
十尾の人柱力になるために使用した封印術。
膨大な質量を誇る十尾を一瞬にして吸い上げ己に封印する。
なおオビトのこれは印を結んでいる間に何故かマダラが生き返りかけていた(*14)。
実はこの印、輪廻天生始動時の印と同じ(輪廻天生は発動後に印を組み替える)。

ちなみに、「複雑な印を覚えられない」ために2つ以上の印を使う術は口寄せしか使えないナルトが、長門が使った時に一度見ているだけなのにもかかわらず「輪廻転生の術と印が違う」事を即座に気づいている。

求道玉
十尾の人柱力時に使用。
触れた物を消し飛ばす能力。
オオノキの血継淘汰・塵遁によく似ているが、三つの性質変化を融合させた血継淘汰に対し、コレは更に上回る四つの性質変化を融合させている。
塵遁に比べて常に保持できる反面、触れた端から分解する塵遁よりも若干タイムラグがある様子も見受けられる。
また仙術だけは無効化できず、その場合は頑強な防壁としてしか機能しない。

陰陽遁
十尾の人柱力時に使用。
扉間曰く"全ての忍術を無にする力"。
その通り術者には全ての忍術が通用せず、ナルトとサスケの灼遁光輪疾風をもろに食らってもオビトはピンピンしていた。
仙術だけは無効化できず、術者が食らえばダメージを負う。
また上述の求道玉と併用することで、例え穢土転生で復活した者であろうと傷付けられればその箇所は回復不能になる。
輪廻眼・餓鬼道なら仙術かどうかに関わらずチャクラを使う術全てを無効化できるはずだが…

尾獣玉
十尾の人柱力時に使用。
地面から巨大な樹を生やし、十尾の攻撃形態に似たラフレシアのような花から尾獣玉を4発同時に撃ち出す。
さらに共鳴爆破によって威力は増大する。

六赤陽陣
十尾の人柱力時に使用。
求道玉から変化させた黒い棒を六ヶ所に飛ばして巨大な結界を作る術。
火影級の忍が4人で繰り出す「四赤陽陣」を上回る結界。

神剣 ぬのぼこの剣
十尾の人柱力時に使用。
六道仙人がこの世界を創造するのに使ったとされる"想いの強さが剣に宿る心の剣"。
ナルトとサスケの須佐能乎+九尾の融合技に対抗する為に使用するも、心の内で隠していた後悔が表に出始めていた為かあっさりとへし折れた。
ナルスト4ではカカシと共に雷切でマダラに攻撃を仕掛ける際に、手元の錫杖を変形させて小型のぬのぼこの剣を造り出した。
こちらはうちはオビトとしての意志と信念を取り戻したためか、小規模ながらマダラの求道玉を粉砕する程の威力を見せた。

口寄せ・十尾
『ナルスト4』での素顔バージョンでの奥義(このゲームではトビ・仮面の男も含めると一人で7枠も持っている)(*15)。
第二形態の十尾を口寄せして天変地異で敵を吹き飛ばす。
さらっととんでもないモノ呼ぶな。

紅蓮雷火の術
『ナルスト4』のストーリーモードにて、カカシと組んでの六道マダラ戦で使用可能な合体術。豪火球の術にカカシの雷遁を加えて射出する。

対の神威
『ナルスト4』でのカカシとの連携奥義。
神威の同時発動で敵ごと神威空間に飛び込み、コンビネーション攻撃を叩き込んだ後雷切を帯びた木遁・挿し木の術でトドメ。
モチーフは、カカシと改心したオビトによる同時神威から来ているが、オビトでとどめを刺した際におけるフィニッシュカットインの台詞が状況的に不自然になっている。(*16)

天挿槌星(テンソウツイセイ)
こちらはマダラとの連携奥義。
挿し木の術で拘束したところにマダラが樹海降誕から天碍震星のコンボを叩き込む。


◆一部台詞
◇少年時代
『確かに忍者の世界でルールや掟を破る奴はクズ呼ばわりされる……けどな! 仲間を大切にしない奴は、それ以上のクズだ』
『どうせ同じクズなら、オレは掟を破る! それが正しい忍じゃないってんなら…忍なんてのはこのオレがぶっ潰してやる!!』

『…里の奴らが…何と言おうと…お前は立派な上忍だ……それが…オレの気持ちだ…受け取ってくれ…』
『オレはもう…死ぬ…。けど…お前の目になって…これから先を…見てやるからよ…』
『リンを…頼むぜ…』


『そうか…オレは…地獄に居る』

『リン……もう一度……もう一度、君のいる世界を作ろう』
(オレが……この世の因果を、断ち切る!)

『ミナト先生……もう…こんなとこは……こんな世界は……』
『…どうでもいいんだよ』


◇イタチ真伝
『彼我の戦力を見極め…客観的に状況判断が出来ぬ忍は…死ぬ』
『無謀な突出によって功を得ようとする者は早死にする。それが忍の世の現実というヤツだ』

『……あのチャクラは…はたけカカシ……命拾いしたな、うちはイタチ』

『オレは様々な可能性という名の石をあちこちに投げている。そのひとつがたまたま上手く転がっただけだ。ここで手のひらを返してみるのも悪くない』
『いや……あんな雑魚ばかりの一族より、お前と組んだ方が面白そうだ』


◇第二部(トビ)
『アハハ……堪忍袋ってのは我慢するための袋であって、デイダラ先輩のは爆発袋でしょ』

『やっぱ最後は爆死じゃないッスかー! デイダラ先輩のバカヤロー!』

『秘術 エリマキトカゲ!』

トビ『閃いた! この術は、忍法・モグラ叩きの術と名づけよう!』
カカシ『叩く方と叩かれる方が逆だがな』

ゼツ『サスケの勝ちだよ。うちはイタチは死亡』
トビ『ひゃー! 信じられなーい!』


◇第二部(偽マダラ)
『なんてね。思った通りだ……』
『貴様らの相手はまた今度だ』

『イタチは犠牲になったのだ……古くから続く因縁…その犠牲にな』

『イタチは……友を殺し…上司を殺し…恋人を殺し…父を殺し…母を殺した…。だが殺せなかった…弟だけは』
『血の涙を流しながら感情の一切を殺して、里のために同胞を殺しまくった男が…どうしてもお前を殺せなかった。その意味がお前にはわかるか?』
『あいつにとってお前の命は……里よりも重かったのだ』
『病に蝕まれ…近づく死期を感じながら、薬で無理に延命してでも…最愛の弟のために…お前と戦い、お前の前で死ななければならなかった』
『名誉の代償に汚名を…愛の代償に憎しみを受け取り…それでもなお、イタチは笑って死んでいった』
『弟のお前にうちはの名を託し…お前をずっと騙し続けたまま……』

『人は愛情を知った時…憎しみのリスクを背負う』

『このうちはマダラと初代火影、千手柱間の闘いもまた、運命だった。お前と会うのはまだ二度目だが、千手の火の意志がお前の中に宿っているのが分かる』
『今もお前の中に初代火影を見る事ができる。死んでもなおあいつは生き続けている。オレの憧れであり…ライバルであり…オレの最も憎んだ男』

『千手とうちは…火の意志と憎しみ…ナルトとサスケ。お前たち二人は運命に選ばれた次の二人になるだろう』

『うちは一族は復讐を宿命付けられた一族。サスケはうちはの憎しみを全て背負い…その憎しみの呪いを世界へぶつけるつもりだ。最も強い武器であり、友であり、力である…憎しみ。それがサスケの忍道だ!』

『ククク…そういうお前達五影に何ができたと言うのだ? お前達なら本当は理解しているハズだ…』
『希望などない事を! 希望とはあきらめに等しいものだ…それこそごまかしのセリフでしかない。』

『やめておけカカシ。そんな術はオレには効かない』

『お前はオレを闇だと言ったな。ならオレがお前を枯らせる…そしてこの希望の架け橋とやらも、闇の中に消してやろう』

『なら早くしろ。この左眼が戦争を欲している』

『オレは誰でもない……誰でもいたくないのさ……』
『ただ月の眼計画を為せれば、それでいい。絶望しかないこの世界に存在する価値はない』

『カカシ…お前はそうやって簡単に口を開く。後悔だらけの生涯を送るにふさわしい男だ』

『世界にはもはや希望も未来も名のある英雄もいらないのだよ! 現実は終わり…あるのは永遠に続く、たった一つの無限の夢!』

『言ったハズだ! 簡単に口を開くなと! 口先だけの男に成り下がったお前の言葉には何の意味も価値もない!』
『後悔しても遅いのだよ。現実は……ただ残酷に突き進むだけだ』
『現実を見てきたお前にはわかってるハズだ……この世界で夢など何一つ叶いやしないと!』
『だからこそ無限月読という夢へ導くのだ。墓の前で英雄が哀れに言い訳をする必要のない世界を作ると言ってるのだ』

『託されたものを失敗したら……お前は自分自身をどう思うだろうな?』
『問題を先送りにし、希望と言う言葉で誤魔化しても……虚しい現実が待つだけだ。託した側も託された側も、虚しいだけだ』


◇第二部(素顔)
『オレが生きていたかどうかなんてのはどうでもいいことだ。しかし…そうだな……なぜかとあえて問うなら………』
『…………』
『お前がリンを……見殺しにしたから……だろうな』

『こんなくだらない現実を今さら責めて何になる。これから消える世界のことなどに興味はない』
『お前らに話すことなど何もない。現実に縛られたまま死ね』

『お前に語ることは何もない。あるのはこの……最終戦だけだ!』

『この世界のクズを生む輪からは、皆逃れることはできない。だからオレはこの世界を作り変える!』

『そのつながりが今のオレを作ったのだ。それは強い呪いでもあることを知っておけ!』

『見てみろ! オレの心には何もありゃしない! 今はもう痛みさえ感じやしない!』
『後ろめたく思わなくていい、カカシ。この風穴はこの地獄の世界に空けられたものだ!』

『お前だって、ずっと苦しんでるだろう…リンの墓の前で…オレの墓の前で…』
『カカシ…もういいんだ…お前ももう苦しまなくていい…リンはここに居る…お前にとって理想のオレも一緒にな…』
『好きなものを望め…この幻術の世界では全て手に入る。お前の心の穴もすぐに埋められる…』

『今更説教か…。遅すぎやしないか、先生。アンタはいつも肝心な時に遅すぎるのだ』

『この世界には……残すに値するものは何もない。この世は既に死んでいる』

『そう…今のお前じゃリンには見向きもされねーよ。リンが見守りたかったのは、うちはオビトだ』
『もういいだろ…オレは――うちはオビトだ!!』

『リンは…リンはオレにとっての唯一の光明だった。リンを失ってから、オレの見る世界は変わってしまった。真っ暗な地獄だ』
『この世界に希望はない……マダラに成り代わって世界を歩いたが、さらにそれを確信するだけだった』
『この写輪眼を以ってしても、結局は何も見えなかった。何もなかった……』

『人を導く者は…己の死体を跨がれることがあっても、仲間の死体を跨いだりはしないらしい…』
『オレはもうアンタに跨がれることもない。己の名を騙らせ他人に全てを任せることは―――――仲間に託すこととは違うと今ならわかる。オレはアンタじゃない』
『今のオレは…火影を語りたかったうちはオビトだ!』

『違う……こっちのことを言ってんだよ』

『ああ、任せろ。そしてここからはオレがメイン―――お前はバックアップだ、カカシ』

『オレは昔から、真っ直ぐ素直には歩けなくてね……だがやっと、辿り着いた』

『オレは…カカシの友であり、お前の父の部下であり…サスケと同じうちはであり、そして…オレはお前と同じ夢をみた先輩…だった』
『時間のないオレが今さら詭弁を垂れるつもりはない。ただ…お前達より前を歩いて…死なせてくれ』

『お前は…必ず火影になれ』

『そもそも他国にまで轟かせた自分の勇名を忘れちゃいないだろ? 写輪眼のカカシって名を!!』

『ありがとな…カカシ』


◇ナルティメットストーム4
(何故だ…ヤツを…ナルトを見ると…心がざわつく…)

『ただの忍如きが! 消えろォォ!』
『この世はもう終わりだ! 諦めろ!!』

『かつて、アンタがオレに教えてくれたはずだ。写輪眼は左右揃って本来の力を発揮するものだと』
『二つの写輪眼が揃ったオレ達は強い。それこそ……片目の輪廻眼しかないアンタよりもな!』

(なんだ…なんだよカカシ……そんな顔するな……こんなクズ相手に……そんな顔、するなよ……)
(はは……はははは……なんだこの感じ……オレの中から湧き上がる……この気持ちは……)
(ああ……そうか…。オレは……嬉しいのか。最期に……お前と共に立てたことが……)
(そうか……だから、オレは……笑っているのか……)

(罪人のオレに慈悲の感情はいらないよ……カカシ……お前が見送ってくれれば……それで……)
(最後まで……ありがとうなぁ……)

『どうした……。まさか…もう諦めたわけじゃないだろうな? あれしきのことで…お前達の繋がりは切れるものだったか? ……違うだろ?』
『思い出せ…お前はオレとカカシを再び繋げてくれただけではない。頑なだったオレの心を…いや、これまで多くの者達の心を、お前は解かして来たはずだ』
『敵対していた者…憎しみに包まれていた者…他里を拒んでいた者も…痛みを抱えていた者もだ…あの尾獣すらも…世界のわだかまりですら…お前は解かして来たんだ…!』
『なら…あとはたった一人だけだろ。頑固な友を助けることなど、お前なら造作もない。そうだろう…!』


◆余談
仲間思いで負けず嫌いだったり、火影を目指していたりなど、何処となく雰囲気がナルトに似ており、オビトを知る人物(主にカカシ)はナルトに彼の面影を重ねている所がある。特に少年時代のオビトとカカシはちょうどナルトとサスケの生き写しのような関係であり、「闇堕ちしたナルトと闇堕ちしなかったサスケ」のifと称されることがある。

疾風伝第28期のエンディング『虹』では、なんと彼をメインとした映像が作られている。
アニメ全体を見ても敵キャラクター1人をフィーチャーしたEDというのは、かなり珍しかったのではないだろうか。
キャラソンとすら言えるほどオビトの心情にマッチングした曲に加えて、オビトの視点からその半生を振り返った内容は非常に評価が高い。
そのエンディングの歌詞に由来して、一部では「わかってんだよおじさん」と呼ばれている。



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注釈
*1 両親とおぼしき人物が写った写真が自室に飾られている。

*2 NARUTO603話 「リハビリ」より。なおマダラは五人兄弟の長男だが、弟たちはイズナを除いて幼くして戦死しており、直接の先祖が誰かはよく分からない。

*3 事実、十尾復活の際にナルト、カカシ、ガイを無限月読発動前に殺そうとするマダラを挑発するなど、露骨にカカシを殺す事を忌避している言動が度々見られる。

*4 本物のマダラであれば感謝するどころか道具のような扱いをするであろう

*5 「イタチ真伝」ではこの時点でトビを真似たひょうきんな性格を演じている。

*6 この時殺害したうちは一族の人間から写輪眼を奪っていたらしく、アジトには大量の写輪眼が保管されていた。

*7 オビト自身は「グルグル」と呼んでいた。

*8 この時何の術で対処したのかは不明。対処の直後「イタチにも俺の全ては知られていなかった」と心中で呟いており、イタチはイザナギの事は知っている為、「イタチの知らないオビトの術」は神威しかない。しかしどう見ても引火した様に見えた服が何ともないのは神威では説明がつかない。尤も、完全なイザナギには柱間細胞が不可欠であり、そこまでの精度でイザナギを使えたのがイタチにも想定外という考えもできなくはないが。

*9 実はこの時カカシの攻撃を心臓に食らったのは故意であり、マダラが仕込んでいた「禁個呪の札」を排除する為の行動だった。

*10 六道仙人やマダラ等、他の十尾の人柱力になった人物は人型を留めていたが、オビトは適性が低かったためかコート状のものが体と一体化していたり等、完全な人型ではない姿になっている。

*11 この時、リンの幻影が二人を導く描写がなされている。

*12 尚、この場面、本誌掲載版ではオビトに刺さった共殺の灰骨がどう進んでもナルトに当たらない角度だったり、カカシが何故か岩石から自分を守るオビトを回想して「お前……また!」と呟いたり色々おかしい事になっている。単行本では修正が入り、共殺の灰骨が刺さる場面が上からのアングルになりカカシの回想も無くなっている。後、オビトの笑顔が険しくなった。

*13 アニメではこの時、オビトの空想という形で「火影になったオビト」のIFが描かれている。

*14 マダラがオビトを操って本当に輪廻天生させようとしたが、オビトが途中で無理矢理十尾柩印に変更したということだろうか

*15 少年オビト、少年オビト(暴走)、仮面の男、トビ、トビ(戦争篇)、オビト、オビト(十尾の人柱力)の7体…多すぎる

*16 カカシの場合は「オビト、オレ達で皆を守ろう」と無難な物になっているのに対し、オビトは「共闘か…。こんなものは、一時のまやかしでしかない」と言っており、改心する前の状態に近い言動となっている。改心後のオビトがプレイアブルとして使えないため、出せなかったのかもしれない

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Re: ki ( No.4 )
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うちはオビトとは、漫画『NARUTO』に登場するキャラクターである。

CV - 小森創介、潘めぐみ

概要
第一部と第二部の間に掲載された『カカシ外伝~戦場のボーイズライフ~』で登場した、ゴーグルを愛用している短髪の少年。13歳。初登場は2巻の扉絵の写真。
本編より十数年前の人物。
うちは一族出身の中忍で、波風ミナト、はたけカカシ、のはらリン、オビトで構成される通称『ミナト班』に所属している。
チーム全体の仲は良好なようだが、カカシとは性格の違いから気が合わず、よく喧嘩をしていた。
ズボラなのか遅刻癖があり、遅刻するたびにカカシに怒られていた。
仲間想いの熱い性格であり、お年寄りにも優しかったようで、荷物を運んであげたりしていた。本人曰く、「木ノ葉に住んでいるお年寄りに知らない人は居ない」らしい。遅刻の原因の大半がコレだったりする。 割とドジだったようで、飴玉を舐めながら火遁を使おうとして喉に詰まらせた事がある。
幼い頃から同じ班に所属していたリンに好意を寄せており、彼女に告白を試みた事もあったが機会に恵まれず、未だに告白出来ずにいる。しかし、彼女がカカシを好いている事に気付いており、複雑な感情を抱いている。彼女を前にすると張り切っていいところを見せようとしてよく怪我をしていたようで、その度に彼女に手当てをして貰っていた模様。
将来の夢は火影になって里の皆を守ること。 その際顔岩にゴーグルをつけることを強調していたことからゴーグルには強い愛着があるようである。
うちは一族の出身ではあるものの、血継限界である写輪眼は開眼出来ていない。 それ故に自身を落ちこぼれと卑下している。因みに先祖はあのうちはマダラで、彼の子孫に当たるらしい。
また、同期にあたり、同じくカカシをライバル視していたガイとも面識があったようで、彼の人の顔を覚えないクセについても知っている。 中忍試験では個人戦、団体戦共に彼にぶっ飛ばされている。
第三次忍界大戦当時はミナト班として行動していたが、未だに実力面、精神面共に未熟な面が目立ち、敵を目の前にして恐怖で動けなくなったり、涙を流したりしていた。
この点はミナトにも指摘されており、忍として強い心を持つように言われている。
その後、ミナトからカカシの事情について説明された事で不器用ながらも和解を試みた。そしてカカシをリーダーに、カカシ、リン、オビトのスリーマンセルで任務達成を目指すも、任務の最中に敵にリンを攫われてしまう。 彼はリン救出を優先しようとするも、任務達成を優先しようとしたカカシと意見が対立。 カカシと喧嘩別れした彼は単独でリン奪還を試みるも、敵に見つかり、窮地に陥る。
しかし、オビトの

「確かに忍者の世界でルールや掟を破る奴はクズ呼ばわりされる……けどな! 仲間を大切にしない奴はそれ以上のクズだ!!!」

という言葉にルール以上に大切なモノを感じ取ったカカシに助けられる。 そして二人で協力して闘うが、敵の攻撃から自身を庇ったカカシが手傷を負って片目を失明してしまい、再び絶体絶命の危機に陥ってしまう。
しかし、友と自身の危機に写輪眼を開眼。カカシと共に敵を蹴散らし、リン救出にも成功するが、直後に敵の増援部隊の土遁からカカシを庇った為に岩に半身を潰される重傷を負ってしまう。自身の死を悟った彼は、上忍祝いの品としてカカシに左目の写輪眼を与えた後、カカシにリンを守る事を頼みながら、岩に押し潰され死亡した。 最期の瞬間には「カカシともっと仲良くなりたかった」「リンに告白したかった」「もっとみんなと一緒に居たかったな…」と残念がっていた。

現在は「神無毘橋の英雄」の片割れとして名を慰霊碑に刻んでいる。 ちなみに、本編のカカシがよく遅刻するのは彼の慰霊碑に立ち寄っている為。
朝速くにやって来ているがついつい遅くなってしまうという。
カカシは自身がリンを守る約束を守れなかった事を悔いており、慰霊碑の前で『今のオレを見たらなんて言うんだろうな? なあ…オビトよ』と呟いている。
オビトの『仲間を大切にしない奴はそれ以上のクズだ!』という言葉は今でもカカシの心に大きく影響を与えており、それは次世代のナルト達にも伝わっている。
仲間思いで負けず嫌いだったり、火影を目指していたりなど、何処となく雰囲気がナルトに似ており、オビトを知る人物(主にカカシ)はナルトに彼の面影を重ねている所がある。

衝撃の再会
CV - 内田直哉(偽マダラ)、高木渉(トビ、大人)

第599話「うちはオビト」にて衝撃的な再登場を果たす。
それまで仮面の男・トビの正体は、木ノ葉創設者の一人であるうちはマダラだと思われていた。しかし、第559話にて薬師カブトが穢土転生で本物のうちはマダラを転生させたことにより「仮面の男=マダラ」説は消え、一層その正体を巡って読者の間で話題が沸騰した。
そして、第598話の終盤にうずまきナルトによって面が破壊され、第599話にて遂に彼の正体が判明。その正体は、神無毘橋の戦いにて死亡したと思われていたはたけカカシの親友・うちはオビト本人であった。

実は地下で生きながらえていたクレイジーサイコホモうちはマダラに助けられていた。しかし、マダラ曰く意図的に助けた訳ではなく、たまたま通路に居たから拾ったとの事(恐らく神威が偶発的に発動して通路に落下した)。岩に潰された右半身に千手柱間の細胞で作られた人造体を移植することでかろうじて生き延びていた(その際の移植痕は身体の右半身に痛々しく残されている)。当初はマダラの『月の眼計画』に協力する気はなく、カカシ達の下へ帰るべく懸命なリハビリをしていたが、ゼツによってカカシとリンが霧隠れの暗部によって危機に陥っていることを聞かされ、グルグルのゼツの体を全身に纏ってカカシ達のもとへと向かうも、そこで目にしたものはカカシがリンの命を奪う瞬間であった(ちなみにこのときリンは三尾の人柱力にされており、リンが里へ戻ったところでリンの中の三尾を暴走させて木ノ葉を潰すのが霧隠れの狙いだった。リンはこのことに気づいていたため、カカシが霧隠れの忍に向けて放った雷切に自ら突っ込むことで自害したのである)。リンを失った悲しみと怒り、絶望に心を支配されたことにより万華鏡写輪眼を開眼。その瞳力と木遁の力を暴走させてその場にいた霧隠れの暗部達を皆殺しにした後、「リンが存在する世界」を創るべくマダラの計画に乗ることを決意する。
マダラの死後、本物のマダラが復活するまでの代行者として「月の眼計画」実現のため暗躍する。その手始めに弥彦、長門、小南に接触し「暁」を設立させ、弥彦の死後は暁を戦闘集団へと作り替えていった。17年前のナルトの誕生日には「九尾事件」を引き起こし、自身の師である四代目火影・波風ミナトや、その妻・うずまきクシナをはじめとする数多くの人物を間接的に殺害した。それから数年後にはうちは一族がクーデターを目論んでいることを知り、その隙を突いて再びマダラの望む木ノ葉への復讐を実行に移そうとしていたが、自身の存在に気付いたうちはイタチから「うちは一族への復讐に協力する。代わりに里とサスケには手を出すな」との取引を持ちかけられてこれを呑み、うちは一族をサスケを残して全滅させた。

現在の性格は当時とは打って変わって冷酷。サスケが香燐を傷付けた時も、「仲間を大切にしない奴は屑」とかつては語っていたにも関わらず、楽しそうに笑っていた。
カカシについては「後悔だらけの生涯を送るに相応しい男。口先だけの男に成り下がったお前の言う言葉には何の価値も意味もない。お前に言うことはなにもない。ただ死ね、この現実に縛られて」と散々な評価であり、もはや何の感情も抱いていないと語っている。カカシェ……。
とか何とか言いつつ、カカシに負担のかかる神威の無駄撃ちを親切に止めたり、カカシが事あるごとに自分やリンの墓参りをしていることを知っていたり、自分への負い目から本気で戦えないカカシに対して、「お前が俺に罪悪感を抱く必要は無い」とベラベラ自分の事を語り出し、しまいにはカカシを「月の眼計画」に勧誘したりと、どう考えてもカカシを意識しまくりである。
リンの死についての真相も知っており、彼女が木ノ葉を守るために自分自身の意志で自らカカシの手によって死ぬ事を選んだことも知っている。彼が本当に絶望したのはリンやカカシにそのような選択をさせた世界そのものだという。ちなみにリンの死によってマダラに協力を決意したものの、リンやカカシを思っての行動ではなく、「本物のリンは生きていなくてはならない。だから死んだリンは俺にとって偽物。リンを守れなかったカカシも偽物」という身勝手極まる超論理によるものである。

実はマダラによって心臓に呪印札を仕込まれていたために彼に逆らえなくなっていたが、カカシの雷切を故意に受けてこれを排除。マダラを出し抜く形で十尾の人柱力となり、六道仙人と同等の力を得るも、かつての自分とよく似たナルトと戦う中で迷いが生じたことにより、取り込んだ尾獣を引き抜かれて敗れた。
カカシとミナトにこれまでの想いを吐露したのちに改心し、命と引き換えに輪廻天生の術でこの戦いの犠牲者たちを蘇らせようとしたが、マダラの命を受けたゼツに操られて術の対象がマダラに変えられてしまった。輪廻天生を使ったことで死は免れなくなったが、その力はマダラ及びカグヤとの戦いでナルト達を大いに助けることとなった。
最期はナルト、サスケ、カカシを己の身を盾にして庇ったことにより致命傷を負ったために、必ず火影になれという言葉をナルトに残して微笑んでこの世を去った。その身体は崩れ去ったが、残ったチャクラをカカシに託し、死してなお大きな力となった。
戦いの後に精神世界でカカシと対話し、友として別れができるだけでいいと言うカカシに礼を告げて、彼をずっと待っていてくれたリンの魂とともに旅立った。

オビト最強説?
作中ではラスト付近でしか同一人物に両の眼が揃う事が無かったオビトの万華鏡写輪眼だが、これが本来あるべき通りにオビトが両方とも所持していたとしたら、オビトはとんでもないチートキャラになっていたのではと言う考察がある。

右の神威のオートすり抜け能力の弱点消失
オートすり抜け能力使用中のオビトにダメージを与えるには、左の神威で時空間に干渉して時空間側から攻撃をする必要があるのだが、オビトが両目とも持っている=他に時空間に干渉できるものがいないという事なので、10分連続爆破などの極めて限られた大掛かりな攻撃でない限り、オビトの隙を突くことができなくなる。
また、オートすり抜け能力は右の神威の他の能力(吸い込み・吐き出しなど)と併用できないが、左の神威の能力と併用できないとは言われていない。出来るのであれば何でもすり抜けながら周りの空間を引きちぎり放題と言う恐ろしい事になる。
神威の基礎能力向上
オビトの右の神威だけでもチャクラのサポートを受ければ格上の時空間術使いであるカグヤの時空間に干渉できたり、カカシの左の神威だけでも熟練さえすれば飛んでいるクナイをピンポイントで隠したりできるほどの能力を持っていた訳だが、両眼が揃うとこれらのスピードがさらに向上するため、オビトの視界に入った瞬間に首が千切られるとか絶え間ない連続攻撃中でも一瞬で時空間に逃げ込まれる等と言ったことが起こり得る。
須佐能乎の発動
固有術を宿した万華鏡が左右揃うという事は須佐能乎の発動とイコールである。須佐能乎の攻撃力や防御力についてはイタチやマダラやサスケが散々披露しているので説明の必要も無いが、オビトの場合は実質的即死攻撃である神威の攻撃が須佐能乎に付与される。これはオビトから力を借り受けたカカシがラストで実際にやっている。
もっとも、これだけの多様な術をバカスカ使いまくるとチャクラが足りるのかと言う問題が出てくる。
作中後半のオビトは半身が柱間細胞でできていたため、永遠でない万華鏡を連続使用するリスクやチャクラなどの問題が殆ど誤魔化されていた状態だが、「半身を潰されておらず眼を失っていないオビト」だったなら写輪眼の移植問題を考える必要が出てくる。逆に言うと、作中後半のオビトがカカシから万華鏡を返してもらっていた場合、柱間細胞のチャクラで上記のチート能力を使い出す事になる。

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虹(真空ホロウ)
はたけカカシ
のはらリン
うちはマダラ
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410 ななしのよっしん
2023/12/31(日) 16:26:56 ID: nhTeh0RmPc

>>405

サスケの幻術にすらひっかかるダンゾウなら、やぐらや尾獣を操れるくらい幻術と瞳力が強いオビトなら別天神を使う前に幻術にはめられそう。

最悪の場合、別天神に対する相性が最悪で私怨のあるカブトが別天神を回収するついでにダンゾウを始末してオビトの幻術も解くかもしれない。

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411 ななしのよっしん
2024/01/12(金) 14:01:03 ID: 90SA7gE654

もし飛弾とコンビだったら血を舐めた飛弾を異空間に送って誰も邪魔されずに儀式行えてかなり凶悪なコンビになってそうだよなw

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レスメニュー
412 ななしのよっしん
2024/01/12(金) 14:03:03 ID: 90SA7gE654

ミス
飛段だった

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home>キリスト教マメ知識>十字架のしるし(十字を切る)

キリスト教マメ知識
十字架のしるし(十字を切る)
カトリック信者は、聖堂に入るとき、また、お祈りするときによく、十字架のしるしをします。これは、「アーメン」とともに、いちばん簡単な信仰告白だと言われています。

初代教会の時代から、キリスト信者たちは、十字架にかけられ、死んで、葬られ、復活されたイエスを救い主として信じます。「信じています」ということを表すために、十字架のしるしをしていました。

しかし、迫害時代には、人目につかないよう、額や口、胸などに、そっと小さな十字架のしるしをしていました。そして、信者同士、互いに信仰を確かめ合い、励まし合っていたのです。キリスト教が公認されるにしたがって、今日の信者たちが教会で、大きく十字架を切って祈るようにと、大きく堂々と十字架のしるしを公にすることができるようになりました。

また、今でも信仰深い家庭ではよい習慣として残っていることとして、床についた子どもたちの額に、親が十字架のしるしをし、子どもたちは眠りにつく、ということがあるそうです。

十字架のしるしは、下記のことばを、口頭で、また心の中で唱えながらします。

十字は、右手で、額 → 胸 → 左肩 → 右肩 → 手を合わせる。

父と
父と 子と
子と
聖霊の
聖霊の み名によって。
み名によって。
アーメン。
アーメン。
十字のしるしは、典礼では三位一体の名が唱えられるとき、秘跡や祝福を授けたり受けたりするときにします。また、司祭が祝福を与えるときにも、個人や会衆に向けて十字を切ります。

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Re: ki ( No.6 )
日時: 2024/04/19 16:55
名前: いうぃうぃw (ID: HEG2uMET)

こんにちは

Re: ki ( No.7 )
日時: 2024/04/20 11:43
名前: いうぃうぃw (ID: HEG2uMET)


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トップ > 嫉妬について
2021-05-02
嫉妬について
haruです。

ゴールデンウィークですね。

ひたすら本を読んだり

動画制作したりしております。



さて、本日は嫉妬について。


f:id:haru88urara:20210502230645j:plain




私はどちらかというと

職業柄、人前で目立つかたちで

行動をする事が多いいので、

嫉妬される事が多いいなと

感じています。




嫉妬のエネルギーは

正直心地よくないので

私はそのエネルギーをできるだけ

受けないように、




ちょっと無理して

仲良くなったり、

顔色を伺ってビクビクしたり、

逃げたり・・・・(^^;)

していました。




しかしヨグマタジの瞑想を

続けていくとそんな

自分の事ばかり守っている

事に違和感を覚えるように

なりました。




また、前よりも自分を信じる力

が強くなった事、

常に周りに振り回されず

中心にいられるようになった事で




自分を守るために

先ほど書いたような

不自然な行動をする事が

なくなってきました。




今思うことは

私も

「嫉妬する気持ちがある」

という事。





嫉妬することは

嫉妬される事以上に

苦しいです。




その気づきをいただいて

相手への思いやりの

気持ちが生まれました。





すると自分の中に

恐怖や、怒りなどがスーッと

なくなり、平和なエネルギーで

満たされるのです。




そしてどんな事を言われても

されても、同じ心を持つ

人間として、相手を信頼して

接する事ができるように

なってきました。




私にとって

とても大きな事です。




動じる事なく

しっかり愛につながり

信頼して人間関係を築く。




一生の宝です。




毎回完璧にできるものでは

ありませんが、

宇宙的な愛の人に

なれるように希望を

持って生きていきたいと

思っています。




今日もブログをお読みいただき

ありがとうございました。




youtu.be




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haru88urara 2021-05-02 23:06
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